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【雑談】"1シーズン"会わざれば"超"刮目してみよ

いい加減衣替えを済ませないと…と焦る秋本番の雑談🍂

10月11日より始まった新章『レックウザ ライジング』。オレンジアカデミーでの研修を終えたリコロイドットがライジングボルテッカーズ(RV)と合流し、修復され強化されたブレイブアサギ号に乗って再び空の旅へと舞い戻った。

ポケットモンスター(2023) EP68:新たなる空へ!ブレイブアサギ号!!

視聴者は三人の動向をずっと追ってきたが、RVの面々にとっては久しぶりの邂逅。作中でどれほどの時間が経過しているかははっきりしないものの、子どもの成長を実感するには十分すぎるほどの時間だっただろう。

『テラスタルデビュー』の総括記事でも確認したように、テラスタル研修はリコロイドットの修業期間だった。修行の成果はテラスタルオーブの獲得や手持ちの進化だけではなくトレーナーの精神性に表れる。

六英雄ポケモンから提案された「腕試し」バトルは前章からの主人公たちの連続した成長の成果を示す場としてだけでなく、それを久しぶりに観るRVメンバーの様子をカメラに収める場として機能した。

ポケットモンスター(2023) EP68:新たなる空へ!ブレイブアサギ号!!

会わない時間が長ければその分「過去」と「現在」のギャップ(=成長)に驚かされる…というのは「男子、三日会わざれば刮目して見よ」という故事成語にも残される普遍的な事象だ。

子どもたちの成長は日進月歩。思えばHZにはどこかしらに子どもたちの成長を見守る大人がいた。リコの肉親であるアレックス・ルッカ、ダイアナ。オレンジアカデミーのクラベルら教師陣、そして旅を供にするRVのメンバー達。彼らは子どもたちの様子をずっとは見てられない…だからこそ久しぶりに再会したときにふと成長を感じるのだ。

ポケットモンスター(2023) EP46:ドキドキ!オレンジアカデミー

視聴者の中にも彼らのような"大人"が数多くいるのかもしれない。そしてHZはそういう"大人"を巻き込むような世界を構築している。

小さな勇気で何かを変えよう!
ねえ、大切な話があるんだ
此処にない探しものがあるんだ
だから旅に出ます
そのうち帰ります

「ドキメキダイアリー」(2023) 作詞・作曲・編曲:Chinozo

リコ達の冒険はテラパゴスをラクアに届けたときではなく、家に帰ったときに締めくくられるだろう。それはきっと慌ただしく次の冒険へと向かう少年とは違う物語の味わいになるはずだ。

とはいえ、地続きの彼らの冒険を見届けなくては物語は空白で途絶えてしまう。知らぬ間に旅が終わっていた…なんてことになったら寂しい。

ポケットモンスター(2023) EP68:新たなる空へ!ブレイブアサギ号!!

いつか来る「ただいま」の為に彼らの冒険を見届けたい…To Be Continued.

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