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アニポケ新無印第127話「ゴウとエースバーン!はじまりの場所!!」

※画像は全てポケモン公式YouTubeチャンネル からの引用となります。
©Nintendo・Creatures・GAME FREAK・TV Tokyo・ShoPro・JR Kikaku ©Pokémon

〇はじめに

第127話「ゴウとエースバーン!はじまりの場所!!」
ヒバニーとの出会いの地で繰り広げられる話ということで楽しみにしていました。未登場のガラルポケモンの活躍にも注目です。

〇ムゲンダイナ復活

ファイナル前日にダンデにシュートスタジアムに呼び出されたサトシとゴウ。そこにはマグノリア博士・ソニア博士の姿が。そしてダンデがモンスターボールから繰り出したのはかつて封印したはずのムゲンダイナでした。

「ムゲンダイナを眠らせておくことに未来はない」
ガラルの研究者二人はそう考えダンデとともに人に慣れる訓練をしていたようです。そんな取り組みを聞いたゴウはダンデにムゲンダイナを託したいと申し出ます。

ガラルにとって重要なポケモンであり、ムゲンダイナもダンデを認めているだろうからと…。これはファイナルでダンデがムゲンダイナを使用するフラグを建てたとみていいのでしょうか?(力の制御の訓練の為など理由はつけられそう)
伝説ポケモンを個人が管理する難しさを感じる一幕でした。

〇はじまりの場所

ムゲンダイナの件を済ませたサトシとゴウですが、サトシはオフにする予定だったようです。ならば腹ごしらえと匂いにつられてスコーン屋に訪れます。ここはゴウとエースバーンのはじまりの場所。 スコーン屋のおじさんも二人とヒバニーのことを覚えてくれていました。

・人気者のクスネ

そしてヒバニーがいたころと街の勢力図も変わったようです。ガラルジグザグマが人の食料を奪おうとするのに対して、ヒバニーの子分だったクスネたちがそれを成敗して人気者になっていました。

エースバーンとクスネは再会を喜び合います。ヒバニーの頃の鼻をこする癖、懐かしかったですね! ゴウも全てのポケモンを捕まえてミュウへとたどり着く夢の出発を思い返ししみじみとしたようです。(心なしかゴウも若い…?!)

・荒くれ者のニャイキング

一方で新たに参戦した荒くれ者たちがガラルニャースとニャイキングです。R団のニャース曰く清潔感が足りないらしいですが、硬い爪を活かしてナワバリで暴れているようです。R団は悪事にニャイキングたちを役立てようと企てますが…?

〇「はじまり」を守るために

ニャイキングたちが街を荒らすのをみて飛び出すクスネたち。ゴウたちもそれを追いかけるうちに噴水がある広場へ。ここはメッソンと初めて出会った場所です。ゴウはインテレオンを繰り出しクスネたちの居場所を探します。

インテレオンの捜索を辿るとクスネを捉えたR団とニャイキングたちの姿が。どうやらニャイキングを従えるつもりが従えられてしまったようです。(そんな構図も懐かしい…)
久々のロケット・ガチャットを呼び出しガラル未登場ポケモンのテブリムとギモーを繰り出します。

そしていつものように成敗しようとするサトシを制止するエースバーン。ここはエースバーンとゴウのはじまりの場所、その場所を正すのは自分たちの役目だとエースバーンは考えたのでしょう。その意味を解したゴウはサルノリ・エースバーン・インテレオンのガラル御三家の布陣+クスネたちと戦いに挑みます。

・未登場ガラルポケモン大放出

しかしここでR団の秘策でガラルニャースの小判を使ってガチャをさらに2×2回まわし、さらにイシヘンジン・バイウールー・サシカマス・ウッウを召喚。未登場のガラルポケモンをこれでもかと横並びにします。…感想前にも呟いたんですが流石にやり過ぎ感はありますね。

・子分から親分へ

圧倒的物量にペースをつかめずにいたゴウサイドですが、クスネたちがフォクスライと進化を遂げたことで一気に形成をひっくり返します。フォクスライがここまで活躍するお話になるとは予想できませんでしたね…。

無事一件落着といったところでフォクスライは自分たちにもらったスコーンをジグザグマやニャイキングたちに分け与えます。かつてヒバニーがクスネたちにやっていたようにこの街の親分はフォクスライたちが担っていくようです。

〇各々の道へ

そして帰り道にゴウのスマホにプロジェクト・ミュウからの緊急招集がかかります。今すぐに発つ必要があるということで明日のファイナルは見れないようです。

「次会う時は笑顔で会おう」

サトシとゴウがお互いにエールを送りあうところで
To be Continued

〇総括

今回の話はゴウとヒバニー・メッソンとの出会いを振り返りながら、クスネの成長を通じて新無印の縦軸の物語を紡いでいくという趣旨でしたね。ムゲンダイナの件を含め「共存」というポケモンらしいテーマが通底していました。

ガラルジグザグマ⇔クスネ(フォクスライ)はヒバニー⇔クスネと対比構造になっており、そこにガラルニャース・ニャイキングが連携していくという〆かたは綺麗だったと思います。(トリオで揃える天丼感もアニポケらしくていい感じ)

ただ、それ以上に「無理」を感じたのも事実です。久しぶりのガチャットの登場は良かったですがそこで未登場のガラルポケモンを一気に「消化」したのは…仕方のないことだったのかもしれませんが悲しい気持ちになりました。

これはこの回の問題というより新無印の構成によるしわ寄せという面が大きいと思います。全地方舞台という前提からどこかでこういう回が生まれるのは必然だったのかもしれません。流行り病のせいでできなかった日常回のガチャットが統合された結果だとしたら…やりきれません。

しかし泣いても笑っても終わりはやってきます。サトシはダンデとのファイナルを迎えると同時にゴウのプロジェクト・ミュウもいよいよ本番に入るようです。新無印の本当の集大成を見届けたいと思います。ご清聴ありがとうございました。

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