めざポケ第7話「ラプラスにのって♪」感想
※画像は全てポケモン公式YouTubeチャンネル からの引用となります。
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〇はじめに
今回は久しぶりのラプラスに再会回。一回り…で済まないほどの時間が経った今ラプラスとサトシはどんなやりとりをみせてくれるのでしょうか?
Point1:「オレンジ諸島の」ラプラス
今回の舞台はとある海岸。ホエルコウォッチングを楽しむサトシ達のもとに一匹のラプラスが現れます。そう、20年以上前に一緒にオレンジ諸島を巡ったあのラプラスです。「俺の」じゃないのがじーんときますね…。
Point2:ホエルコ救出作戦
再会の喜びも束の間ラプラスはサトシに助けを求めます。どうやら岩の隙間に挟まったホエルコをどうにかしてもらいたいようです。 SMでもこんなことがありましたがホエルコは車体(?)感覚が鈍いポケモンなのかも?
まずは岩を砕こうとキングラー・ネギガナイトの力を借りますが岩盤が堅すぎてはじき返されてしまいます。次にカスミの提案で釣り上げ作戦。ヘラクロス・ベイリーフらに踏ん張ってもらって3・2・1で一本釣り!…したはいいもののまさかのホエルオーに進化でサトシ達もこの表情。
Point3:ホエルオー救出大作戦
このままでは埒があかない、人手が欲しい!…ということでピカ様が(悪)知恵を働かせ、ロケット団に「協力」を要請します(もちろん絶対的に答えは「Yes」しかありません)。
思いっきり「黒い」ピカ様ですが、これもめざポケ特有の一周回った感の一つ…なんですかね笑
サトシが陣頭指揮をとり、くすぐり部隊(サトシ)、固定部隊(タケシ)、水ポケ部隊(カスミ)、動力部隊(ロケット団)に分かれてホエルオー救出大作戦がはじまります。四苦八苦しながらも、最後はホエルオー自身の「ヘビーボンバー」の力で脱出!
…このホエルオーもめざポケ名物・高レベル個体なのかな?
Point4:ラプラスにのって♪
ホエルオーを助けたはいいものの、今度はサトシが閉じ込められてしまいました。潮も満ちてきて危険な状態に… ここでラプラスが機転をきかせてホエルオーと協力して氷の道を作ります。そして無事に「ラプラスにのって♪」帰還して一件落着。
Point5:助けるもの・助けられるもの
そしてまた別れの時… タケシとカスミはホエルコを放っておけないラプラスと「誰かさん」が似ていると笑いますが当人は気づかず。
さらにカスミがゲットすれば簡単だったのではと指摘するも「楽しかったからいい」と、サトシ達の旅はゆったりと続くTo Be Continued…
〇総括
というわけでラプラス回…というかほぼほぼホエルコ大暴れ回でした。サトシとラプラスとのやりとりは最小限でありゼニガメと比較すると、お互いの領分を守りながら「助ける」仕事をしたという印象です。
人間とポケモンお互いが思いやって「共存」していくこと。そこには必ずしも言葉が必要ではなくて、行動で示すものというのが今回のテーマかもしれません。
最後に付け足されたカスミの指摘は恐らく「めざポケ」にとって重要です。ゲットすればもっと楽に救出できる…それはJNでゴウの近くにいたサトシなら勘づいてもおかしくありません(画像はJN64話より)。
でもそうしなかったのは…それが「友達」に至る道だからではないでしょうか。
「共存」は無印より一貫して「アニポケ」の芯のテーマです。これからサトシはどれだけの「友達」を作り、そしてポケモンマスターへ至る道を見出すのでしょうか。残る時間の少なさを惜しみながら見守りたいと思います。
ご清聴ありがとうございました。また次回の放送で。