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SMサトシ手持ち語り-ルガルガン編-
※画像は「ポケットモンスターサン&ムーン」及び「ポケットモンスター」からの引用となります。
©Nintendo・Creatures・GAME FREAK・TV Tokyo・ShoPro・JR Kikaku ©Pokémon
〇はじめに
「SMサトシ手持ち語り」始めていきます。まず最初に取り上げるのはルガルガン。SMパーティのエースを深堀していきましょう!
〇ルガルガンの概要
・性格
ルガルガンはSMシリーズのサトシのエースです。人懐っこい性格でありながら内なる闘志を燃やしているポケモンです。一方でエネルギーを制御するのは苦手で暴走したりZ技を失敗することもあります。
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・使用技
<イワンコ時代>
いわおとし、たいあたり
<ルガルガン時代>
かみつく。カウンター、アクセルロック、ストーンエッジ
☆Z技 ワールズエンドフォール、ラジアルエッジストーム
技は物理攻撃で固められていて、泥くさく殴り合うのがルガルガンのスタイルです。
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・パーティでの立ち位置
ルガルガンはエースですが、パーティの中で特にリーダーシップを強く取るタイプではありません。(SMパのリーダーはピカ様?) よく絡むのはニャビーで特訓したり一緒に食事しています。(ニャビー側は鬱陶しがってることもありますが笑)
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〇サトシとルガルガンの軌跡
①ククイ博士の居候
2話で初登場 ククイ博士の家で飼われていますが、ゲットしたわけではなく野生のまま居ついていたようです。「居候が家族になる」のはサトシとイワンコの共通点ですね。
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②爪あとの丘
そんなイワンコとの関係の転機になったのは「爪あとの丘、イワンコとルガルガン!!」(15)から。イワンコは自分の力を試すために爪あとの丘で野生のポケモンたちと切磋琢磨していることが明らかになります。
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③サトシと家族に
野生の営みにサトシは直接介入するのではなく、イワンコが強くなるための手伝いをすることにしました。特訓の成果もあり「いわおとし」を習得したイワンコは宿敵のブーバーを倒し、そしてその流れでサトシにゲットされることになりました。 「居候仲間」が「家族」になった瞬間です。
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④ルガルガンとの出会い
◆真夜中
イワンコは27話でグラジオの真夜中の姿のルガルガンに出会います。初戦は実力差を見せつけられますが、グラジオに「オレのルガルガンの眼と似ている」とお墨付きをもらいます。ルガルガンも何かと目をかけてくれるようになります。面倒見の良さはトレーナー譲りですね。
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◇真昼
31話ではライチの真昼の姿のルガルガンに出会います。ライチのルガルガンは水をも恐れない勇敢で頼りがいのあるポケモンです。 36話の大試練ではイワンコの前に立ちふさがる壁となり、その後イワンコの進化に関わります。
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⑤グリーンフラッシュと黄昏の姿
アーカラ島の大試練に勝利した後の37話、運命の時。イワンコは守り神のカプ・テテフの気まぐれで痛めつけられますが、グラジオとライチのルガルガンが助けます。しかし皮肉なことにイワンコを癒すためにはカプ・テテフの力が必要でした。
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カプ・テテフは真夜中と真昼のルガルガンとサトシのエネルギーを「ドレインキッス」で吸い取りイワンコに分け与えて回復させました。そして回復したイワンコの眼には黄昏時のグリーンフラッシュが映り、その光とともに進化したのです。
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進化したルガルガンはロトムを含め誰もみたことがない姿。ククイ博士は「黄昏の姿」と名付けました。この姿はサトシにとって誇りであり主人公のシンボルとなります。
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⑥エネルギー制御と暴走癖
立派に進化したルガルガンですが様々な課題を残していました。一つは進化したことによるエネルギーの制御の問題。もう一つは潔癖に伴う暴走癖です。
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【エネルギー制御】
エネルギー制御の問題は岩Zの不発という形で顕在化します。ククイ博士によると進化したことで得たエネルギーをコントロールする経験値が足りないため、パワーを自分の力にできていなかったとのこと。これは基本的な技の特訓によって克服できるので大した問題ではありませんでした。
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【潔癖に伴う暴走癖】
潔癖に伴う暴走癖は47話で明らかになります。自慢のたてがみを汚されると暴走してしまいサトシの言うことを聞かなくなってしまいます。結局この問題はしばらく解決されることなくウラウラ島の島めぐりまで持ち越すことになります。
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⑦ウラウラ島の試練
単身でウラウラ島の島めぐりに挑むサトシでしたが、予備試練でクチナシにルガルガンの暴走癖を看破されて敗北してしまいます。サトシの島めぐりでの明確な敗北はこれが初めてでSM編で一番悔しそうな表情を見せます。
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そして特訓のためウラウラ島の守り神であるカプ・ブルルに稽古を申し込むサトシ。ブルルは自身の能力で木を生やし雨が降るのを待ちます。雨が降りしきる中で汚れ、またも暴走しかけるルガルガンにサトシは正面から語り掛けます。
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「進化して格好は変わったかもしれないけど、お前はお前だ。」 「俺は、そんなお前のことが大好きだよ!」
ルガルガンはサトシの言葉を受け止め、怒りを制御することに成功します。その後のブルルの稽古により「ストーンエッジ」も習得し、再度クチナシに挑むことになります。
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⑧黄昏の力
大試練の突破条件はルガルガン一体で三体抜きをするというハードなもの。クチナシのルガルガンを怒らせるような立ち回りと盤外戦術でサトシもイライラしてしまいます。しかし、これはクチナシがルガルガンとサトシの力を引き出すための挑発でした。
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サトシはルガルガンを暴走させないようと気を配るあまり弱気になっていました。ルガルガンにとって「赤眼」は自分の力を引き出すためのトリガーであり、抑え込むだけの方法は適切ではなかったのです。
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クチナシの挑発にのってしまったサトシにルガルガンは渾身の「たいあたり」 。サトシも目を覚まし、赤眼のルガルガンとともにクチナシの相棒のペルシアンを悪Zごと打ち破り大試練を達成しました。
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⑨SMパーティのエースへ
ウラウラ島の試練を経てルガルガンはエースとしての地位を確立します。105話ではグラジオのルガルガンと対戦し憧れの先輩からライバルへと関係性を変化させます。地形を利用するなどのサトシイズムもしっかり受け継ぎ成長していきます。
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⑩リーグ優勝の立役者へ
リーグでは決勝まで選出されませんでしたがルガルガン対決で満を持して登場! スピードでしかける黄昏にカウンターで待ち受ける真夜中。最後はカウンターに対するカウンターで勝利!優勝を決めました。
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⑪その後のルガルガン
その後のククイ博士とのエキシビジョンマッチではガオガエンにダメージを負わせたり、カキのリザードンとの対決を制するなど最後までエースらしい働きをみせました。そして、今ではモクロー、ガオガエン、メルメタルとともにククイ邸を守っています。
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〇総括
「SMサトシ手持ち語り-ルガルガン編-」いかがだったでしょうか? ルガルガンは決して天才型ではなく泥臭く戦う実直なポケモンでした。エースになるまでの道のりも順調ではなくサトシも手を焼いたと思いますが、最後は頼れるポケモンになりました。
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個人的にルガルガンはサトシをトレーナーとして成長させてくれたポケモンだと思っています。サトシが熟練したトレーナーになるためにポケモンと向き合い、着実な一歩を歩み続けるための機会をルガルガンは与えてくれました。
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以上ルガルガン語りでした。この調子で他の手持ちについても語っていきたいと思います。SMパーティよ、永遠に!
ご清聴ありがとうございました!
(了)
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