新無印第65話「ドラゴンバトル!サトシVSアイリス!!」実況感想
※画像は全てポケモン公式YouTubeチャンネル からの引用となります。
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〇概要
BWの旅仲間アイリスとサトシのWCS公式戦!
イッシュチャンピオンアイリスは以前より強く美しくなりました。ドラゴンマスターを目指すアイリスはどんなバトルをみせてくれるのか…!
※今回は初めてnote書下ろしの新無印感想なのでいつもとちょっと違う実況スタイルで感想をお届け!感想などもらえたら嬉しいです!
〇アイリスからの招待
まずはアバンから!
サクラギ研究所にイッシュ地方から一通の手紙がサトシへ。進化したばかりのネギガナイトが封を切ってくれました。
手紙の差出人はアイリス!かつてサトシとイッシュ地方を一緒に旅をした仲間です。ドラゴンマスターを目指して修行中の身です。(後ろにいるデント、流石にWCSは観てくれてますよね…?再登場待ってます)
手紙の内容はなんとWCSの公式戦のお誘い!最近WCSに参加したアイリスは現在スーパークラス、サトシと同じクラスのようです。というわけでアイリスに会いにイッシュ地方までLet's go!
〇イッシュ到着!
どんな地方も新無印なら飛行機でひとっ飛び!
アイリスが待つのはソウリュウシティ。かつてアイリスが通った学校とジムがある街です。いつも通りサトシとゴウは後で落ち合うことを約束し別行動をとります(今となっては懐かしいですね…)
・ゴウとアイリスの邂逅
他地方にやってきたとあればもちろんゴウは新しいポケモンの捕獲!イッシュ三猿のうち、バオップ・ヒヤップを早々にゲットします。(ヤナップをゲットしてないのがデント再登場の伏線とか言われてましたが…、2022/07/06現在正式な再登場は果たせていません…)
そして次はヤナップをゲット!と茂みに蠢く影にモンスターボールを投げたところなんと女の子が降ってきた!?
「てっきりポケモンかと思って」…って言い訳になってない言い訳をするゴウに対して女の子は「木の上で昼寝してる人間がいると思わないか!」とあっけらかんな態度。
BW時代の彼女を知っている視聴者からすればこの時点で丸くなったなあ…と感慨深くなってしまいますね…(笑)
ということで昼寝から起こされたアイリスは約束の時間に寝坊しかけてたようでツタを使ってその場から移動。流石スーパーソウリュウ人。呆気にとられたゴウは「やっぱポケモンかも」とまたもや不適切な独り言をこぼします。
・サトシとシャガの邂逅
一方サトシは試合の会場、ソウリュウジムに先に到着!ジムの名前にキバゴが歩いているのを見つけ、アイリスのキバゴかと思いましたが、これはシャガのパートナーのようです。
シャガはアイリスの先生でありドラゴン使いとしての道を拓いた師匠。厳しい人物ですが若いトレーナーのことを想う実力者です。シャガによればアイリスはもうジムの中で待ち受けているとのこと。ゴウとも合流していざジムの中へ!
〇アルティメットアイリス降臨
ジムの中に入ると暗闇…の中に見慣れた「エモモーイ」の声!アイリスの手持ちのエモンガです。BWでは結構ドラゴン以外のポケモンもゲットしてたんですよね。
エモンガが電灯をつけてくれたところ、檀上には羽衣を纏ったアイリス、通称「アルティメットアイリス」が待ち構えていました。
・チャンピオンアイリス
当然そのいでたちに驚くサトシですが、さらにシャガからサプライズが!なんとアイリスはイッシュ地方最強のトレーナー、すなわちチャンピオンになっていたのです!アニポケBWの時点ではチャンピオンはアデクであり、登場も果たしているのですが舞台裏で交代していたようです。
これは原作を知っている視聴者でさえも驚くビッグサプライズ。サトシにとってはもっと大きなサプライズでしょう。サプライズ成功に喜ぶアイリスが可愛らしい!これはBWの頃には見られなかった表情ですね!
シャガによればアイリスはサトシたちと別れた後、イブキ達のようなドラゴン使いとともに研鑽を積み、ポケモンを信じチャンピオンに上り詰めたとのこと。
しかしアイリスはその地位に満足していないようです。ドラゴンマスターにさえもまだまだ。WCSにエントリーしたのも自分を試すのが目的だったようです。
・イッシュチャンピオンVSアローラチャンピオン?
アイリスがイッシュチャンピオンとして張り切るサトシ。そんなサトシを見てアイリスは懐かしの「子供ね~」とからかいます。カチンときたサトシは「そっちも子供だろ!」と言い返しますが、アイリスは「子供じゃないもん、チャンピオンだもん!」と憎まれ口で応戦。
…サトシも「アローラチャンピオン」では?「こっちもチャンピオンだ!」と言い返しても良かったのでは?っていうのを放送当時からずっと思ってますがそんなやりとりはなく、シャガに諫められてバトルへと向かいます。
・竜の心を知る者
お互い持ち場についてポケモンを繰り出します。サトシはアイリスに対してドラゴン勝負を挑むようです。というわけで先鋒はカイリュー!持ち前の愛嬌でいきなりアイリスに抱き着きます。
アイリスはドラゴンタイプLOVEなのでもちろんその抱擁も受け止め返します。そしてその時にカイリューの心に触れた様子。アイリスは竜の里出身ということもありドラゴンポケモンの心を読み取ることができます。(ポケスペのイエローに近い能力)
アイリス「優しい子だよね。この子」
サトシ「ああ、それに強いんだ!」
ゴウがカイリューの性質をアイリスが言い当てたことに驚きます。
…がアイリスは何か含みを持たせた表情で「頑張ろうね、お互い」とカイリューに声をかけます。
そんなこんなでバトル前に時間を使っていたらドローンロトムが待機中。いよいよバトル開始です。対戦形式は2VS2、交代ありのバトルです。アイリスもポケモンを繰り出し、バトルスタート!
〇カイリューVSカイリュー
アイリスが繰り出したのはサトシと同じカイリュー!
しかし、同種というのも怪しいくらい目つきが悪いのがアイリスのカイリューです。当然そんな同種を見たことがないカイリューは思わず怯みますが、サトシは「心配すんな!ああ見えて結構いい奴だから」とカイリューの心配はどこ吹く風。
そうしているうちにアイリスから「ドラゴンダイブ」で仕掛けます。サトシは「はかいこうせん」を指示しますが、間に合わずに喰らってしまいます。サトシもろとも吹き飛ばされましたがなんとか耐えました。アイリスにゲットされる前は暴れん坊だったカイリューも今では息を合わせて戦うパートナー。バトルセンスにも磨きがかかっている様子です。
続いてアイリスは「かみなりパンチ」、サトシは「ドラゴンクロー」を指示しこちらは相打ち。息をつかせずサトシは「ぼうふう」を指示、守りの体勢に入らせたと思いましたが…、ここでアイリスは「れいとうビーム」を指示!相打ちしたエネルギーはなんとジムの天井を貫通!アイリスもやってしまったという顔をしますが、シャガは大人の対応でバトルは続行します。
再び「ドラゴンダイブ」と「ドラゴンクロー」が激突しますが、やはりアイリスのカイリューのスピードには対応しきれていない様子。サトシは一旦カイリューを手持ちに戻し、ウオノラゴンを繰り出します。
〇ウオノラゴンVSカイリュー
登場するなりサトシに噛みつくウオノラゴン。突然の奇行にカイリューは茫然…、しかしアイリスは変わらずのドラゴン愛で相好を崩します。(実際ウオノラゴンは新無印パだとゲンガーと並ぶカワイイポジではあります)
改めてバトルスタート!
アイリスのカイリューのドラゴンダイブの突撃をウオノラゴンはエラがみで受け止めます。ウオノラゴンの足腰のタフネスとアゴの強靭さがなせる業です。(エラがみを後攻技として使ってるのは…笑)
カイリューは頭から丸のみされてアイリスの指示が聞こえない状態に。サトシはそのまま「こおりのキバ」を指示!えげつないコンボであの強敵カイリューを打ち破ります。
〇ウオノラゴンVSオノノクス
「心研ぎ澄ましポケモンと一つに!」
原作のチャンピオンアイリスのセリフとともに繰り出したのはオノノクス!
サトシ達とともにイッシュ地方を巡ったあのキバゴが進化を遂げていました。今ではアイリスの最強のパートナーになったとのこと。
アイリスはオノノクスに「りゅうのはどう」を指示!サトシは「みずでっぽう」で迎え撃とうとしますが間に合わず被弾。ウオノラゴンがひるんでいるところに、「サイコカッター」で追い打ちをかけあっという間にウオノラゴン戦闘不能!
アイリスはカイリュー戦でウオノラゴンの武器が「口」にあることを見抜いていたようです。近距離戦ではなく遠距離戦で決着をつけた…、チャンピオンらしい観察眼と対応力です。
〇カイリューVSオノノクス
いよいよ最終決戦!サトシはカイリューを繰り出しますが、先ほどのバトルのダメージが残っている様子。
サトシはカイリューに「りゅうのまい」からの「ドラゴンクロー」を指示!
スピードと火力を上げてオノノクスに突っ込みますが、アイリスのオノノクスは「げきりん」を発動させこれを受け止めます。
オノノクスはそのまま「げきりん」でカイリューに攻撃を加えますが、混乱状態に。反撃のチャンスと思われましたが、ここでオノノクスは自ら頭を地面に叩きつけます!これはアイリスとオノノクスが二人で特訓した成果のようです。
あれ?どこかの厨二病ライバルもそんなことをしてたような…。
・カイリューの気持ち
アイリスとオノノクスのコンビにより闘志を燃やすサトシ。カイリューもそれに応え気合をいれますが…。アイリスがここで試合を中断し、カイリューの心に触れます。
「カイリュー、もっとリラックス。」
「カイリュー、サトシのことが大好きなんだね。」
「だから頑張っちゃう。」
「あなたはとっても優しい。私のオノノクスもキバゴのときちょっと臆病で優しくて。」
「けどね色んな技を覚えていくうちにバトルのことが楽しくなってきたの。」
「この子が楽しいと私も楽しい。」
「ねえ、カイリューが楽しいバトルをやろうよ。」
「それってサトシも楽しい。」
かなりものすごく重大な事実が明らかにされました。確かにカイリューはサトシのことが大好き…。でももともと優しかったカイリューにとってバトルって「楽しい」もの?カイリューにとって負荷のかかる状況だったようです…。
・カイリュー覚醒
アイリスとのカウンセリングを受け、カイリューの眼に闘志が宿ります。サトシは突然の変化に驚きカイリューにアイリスと何か話したのか問いますが、アイリス曰く「ナイショ」。
ですがサトシはそれを意に介さず「いけるってことだな!」とスポ根解釈。バトルに戻ります。
・「自分に向かって『ぼうふう』!」
アイリスはオノノクスに「ワイドブレイカー」を指示!カイリューは「ドラゴンクロー」で受け止めお互いに鍔迫り合い。続けてオノノクスが「サイコカッター」を放ちますが、ここでサトシが「自分に向かって『ぼうふう』!」とムチャクチャ戦法を指示します。自らに放った「ぼうふう」がカイリューの身を護るバリアーとなり、「サイコカッター」を跳ね返します!
その様子をみたアイリスが「楽しくなってきたでしょ?カイリュー。もっと盛り上がろうよ!」とカイリューをさらに鼓舞!なんでこちら側を応援するのか不思議がるサトシにアイリスは答えます。
「カイリューにバトルの楽しさを教えたいの!もっと熱くなりたいから!」
「だったら熱い奴をお見舞いしてやる!カイリューもっともっと『ぼうふう』だ!」
・「りゅうせいぐん」習得!
アイリスはオノノクスに「りゅうのはどう」を放たせますが、サトシはこれに「『ぼうふう』で飲み込め!」と指示!カイリューの「ぼうふう」は「りゅうのはどう」を飲み込み、天へと昇ります。シャガは「カイリューの力は時に天候に影響を与える。しかし、これほどとは」と驚嘆します。
そして吸収したドラゴンエネルギーを基に新技「りゅうせいぐん」習得!!エネルギーを隕石にかえ一気に勝負を決めます!アイリスも慌ててオノノクスに「げきりん」を指示しますが、「りゅうせいぐん」の圧倒的な威力の前に沈みました。
〇ハイパークラス昇格!―再戦の約束「ベストウィッシュ!」
バトルは集結し、サトシはハイパークラスへと昇格!アイリスはオノノクスを労い、「一緒に強くなっていこう」と決意を新たにしました。
そしてアイリスとサトシで健闘を称えあい、再戦の約束をBWの合図「ベストウィッシュ!」の言葉で取り付けました。最後はハイパークラスの強敵へと思いを巡らせながら、To Be Continued
〇総括
改めて見返して思ったのは…、新無印アイリスめっちゃカワイイ!
絵のタッチもそうですけどBWの頃あまり見られなかった表情が沢山見られました!単純に可愛くなっただけではなく、チャンピオンとしての余裕というか懐の深さも感じられました。明確に成長したとわかる演出は素晴らしかったですね。
ただし、文句をつけたいところもありまして…。それはアイリスの成長描写とWCS公式戦の嚙み合わせが悪いこと!
アイリスとサトシの描写の釣り合いが取れておらず、サトシがポケモンの感情の機微を読み取れないような演出になっていたのは残念です。
シンジ回のようにカイリューの特訓回であれば問題なかったのですが…。(あの回はその他の演出も気が配られた良回です)
しかし、この回の評価はまだ下せません。なぜならアイリスの活躍の本番はこれからだからです。アイリスはマスターズトーナメントを勝ち上がり7位の位置につけます。そして初戦の対戦相手はシンオウチャンピオン・ランキング2位のシロナ!
アイリスにとってシロナは憧れの存在。しかし今はチャンピオン同志の戦い。アイリスにとっては自分の持てる力全てを出し切る戦いとなるでしょう。「竜の心を知る者」としていかにシロナと立ち向かうか。アイリスの活躍(とデントの再登場)を願って感想を終わります。
・追伸
冒頭でも述べたように地味に初のnote書下ろしの新無印感想でした!
文字数制限がないので、特にバトルは実況風に伸び伸びと書くことを意識してみました。感想などあればコメントもらえると嬉しいです!
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