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【雑談】『テラパゴスのかがやき』はずっと続いていたのでは?という話

雪は降らなくても寒いものは寒い日の雑談⛄

アニポケHZ82話では、ウガツホムラとの戦いを終えたばかりのRvsの前に最後の六英雄である黒いレックウザが現れた。消耗しているはずのリコロイドットは見事な連携を見せ、当初からゲットの夢を抱いていたロイが「いにしえのモンスターボール」によって手中に収めた。

レックウザをゲットしたことにより、テラパゴスは本来の力を取り戻しラクアへの道は開かれた。これによって、HZの物語は大きな区切りがついたことになる。先週の雑談記事でも示したHZのロードマップと照らし合わせてみよう。

  1. 六英雄を「いにしえのモンスターボール」に収める

  2. テラパゴスが力を取り戻す

  3. ラクアへの道が開かれる

  4. ルシアスとテラパゴスが邂逅する

先の記事でも予想していたが、「1」を達成した時点でほぼノータイムで「2」及び「3」の段階まで話は展開された。エリアゼロからラクアまでの道中にどれほどの尺を使うのかは分からないが、82話放送後に公開されたPVを観ると『レックウザ ライジング』のシーズン中に「4」も達成されそう…というかギベオンとの「最終決戦」まで始まってしまいそうな勢いだ。

ウガツホムラからレックウザへの連戦あたりから展開のスピードが上がっているとは感じていたが、ギベオンとの最終決戦まで今期中に始まってしまうとは正直予想以上だった。巷では下手したら3月までにHZシリーズが終わってしまうのではないか?という予想もチラホラ浮上している。

あくまで個人的な所感としては、HZシリーズそのものが〆られることはまだない…と思っている。リコロイドットの相棒の御三家がまだ中間進化段階でラクリウム関連の謎などを掘り下げるにはまだまだ尺が足りない。

原作要素でいえばペパーやスグリなどの超重要人物が登場していない*し、ミライドン・コライドンの存在もほとんど匂わされていない。DLC要素もキタカミ要素だけ拾ってブルーベリー学園要素が拾われていないのは片手落ちだ。

※ペパーは67話にて姿のみ登場

ただし、先ほど確認した「ロードマップ」の観点でいえばほとんど3月中には達成されてしまうのはほぼ確定している。しかし、ここでの「ロードマップ」はHZ26話でダイアナからリコに示されたものだという前提に立ち返る必要があるだろう。

ポケットモンスター(2023) EP26:テラパゴスの冒険

HZ第一章『リコとロイの旅立ち』(1~25話)において、リコはほとんど事故のような形で冒険に出発した。エクスプローラーズ(EXP)からの攻撃から身を守るためにライジングボルテッカーズに所属し、六英雄ともほとんど偶発的に出会っていった。

そんなリコが自分の冒険の目的をしっかりと定めたのが第二章『テラパゴスのかがやき』(26~45話)だ。EXPに襲われるからではなく、リコがテラパゴスの願い(ラクアに到達してルシアスと再会する)を叶えたいという自発的な思いによって冒険≒物語が構成されたのである。

間に第三章『テラスタルデビュー』(46~67話)が挟まるが、これはいわば修行編。『テラパゴスのかがやき』で提示された物語としては一度棚上げされた状態であり、大きな進展はしなかった。

そして現在展開されている第四章『レックウザ ライジング』(68~)は『テラパゴスのかがやき』から直接接続するシーズンである。『テラパゴスのかがやき』で提示された物語の大枠は全てここで回収されるものと思われる。てらす池におけるリスタル邂逅を含めて、HZシリーズにおける舞台設定なども一気に開示された印象だ。

しかし、今一度立ち止まってほしい。26話にて提示された「ロードマップ」はHZ全体の設計図ではない。リコはペンダントがテラパゴスに覚醒する(23話)前からトレーナーとしての一歩を踏み出していた。

何を言いたいのかというと、終わりそうなのは「HZシリーズ」ではなくここまで続いてきた第二章『テラパゴスのかがやき』ということだ。82話でレックウザがRVsをラクアへ導くシーンで第二期OP『ハロ』が流れたことからも、26話から82話までが一つのロードマップで繋がったストーリーであることを暗示している。

ポケットモンスター(2023)EP82:光り出した虹の先で

今後に展開される(はずの)ロードマップがどんなものかはまだ予想できない。ここまでの「テラパゴス編」が終わるとすれば「ジガルデ編」が始まる可能性などが妄想できるだろうか?

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あくまで個人的な所感なので突然終了のお知らせが来る可能性も十分ある。けれども個人的には"その後"のことも想いながら、まずはラクアでの最終決戦を見届けることとしよう…To Be Continued.


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