アニポケHZ第30話「ズル~っとガチャンで謎ポケモン⁉」感想
※画像は注釈がない限り全てポケモン公式youtubeチャンネルからの引用となります。©Nintendo・Creatures・GAME FREAK・TV Tokyo・ShoPro・JR Kikaku ©Pokémon
〇はじめに
黒レックウザを目指してブレイブアサギ号は本日も出航中。そんな中迷い込んできた謎ポケモンの正体とは…?
〇ストーリーライン
第30話の話の流れはこちら。完全一話完結型のお話でポケモン視点メインというHZにしては珍しい構成…個人的にはSM中期辺りの空気感を感じましたね。
見どころ①:ポットデス一族の生態
今回のメインポケモンはポットデス!どこからかブレイブアサギ号に忍び込んだようですが、飲み物ポケモンとしてツボツボをライバル視している様子…!?まさか両者の争点が飲み物にあるなんて思いもよりませんでした。
見どころ②:ブレイブアサギ号のコミュニティ
今回ブレイブアサギ号にポケモンコミュニティが存在することが明らかになりました。パートナーを持つポケモンも持たないポケモンも関係なくバトルしたりお茶会したり…人がいないからこそ成り立つ関係性。
見どころ③:当たり前にある不思議
終盤ではポットデスの侵入に色めきたつ子どもとクールな大人の対比が際立っていましたね。細かいことは気にせず受け入れることと、少しでも気になることを調べることはどっちも大切!不思議な不思議な生き物と一緒に生きるならばなおのこと。
〇総括
というわけで第30話感想でした。ポットデスの生態をブレイブアサギ号コミュニティの中で描くという、これまでのHZの中でも珍しく比重がポケモン>人の話になりましたね。
ブレイブアサギ号のコミュニティはSM15話における「爪あとの丘」を想起させるような空気感を感じました。荒々しく、時にはぶつかり合いながらも、彼らなりの自治が保たれているコミュニティ。
ポケモンにはポケモンのコミュニティがあってそれに人間が干渉してはならないというのはSMでも中心的に取り上げられたテーマでした。サトシの場合「見守る」のに多大な努力を必要としましたが、リコは誰に教わるでもなくそれを感じ取っていました…ここにリコのトレーナーとしての資質がありそうです。
さて、次回は新たな六英雄ラプラスが登場?霧の中で待ち受けるのはどんなポケモンなのでしょうか。
未知なる冒険のかがやきを楽しみに次週を待ちましょう。ご清聴ありがとうございました!
おまけ:美味しいけど食えない奴
ポットデスにライバル(?)認定されたツボツボ。おっとりした顔をしながら好戦的で、急に「ころがる」を使ってぶつかってくるなど中々に「食えない」奴。半野生のコミュニティで生きていくにはこれくらいの強かさが必要というお話なのかもしれません。
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