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自分の欠点は気付きにくい

こんにちは、Yu+です。

今回は2人の子どものお話を紹介します。

煙突の中を二人の子どもが降りてきました。
一人はススで顔が真っ黒でした。
もう一人の子どもの顔は汚れていませんでした。
煙突から出てきた二人は、おたがいの顔を見ました。

さて、ここで問題です。

すぐに顔を洗い出したのは顔が汚れている子どもでしょうか?
それとも、汚れていない子どもでしょうか?


答えは、顔が汚れていない子どもです。
反対に顔が汚れている子どもは洗いませんでした。


顔が汚れていない子どもは、もう一人の真っ黒になった顔を見たのです。
一緒に降りてきたのだから、当然自分も汚れていると考え、顔を洗いに行ったのです。
一方、顔が汚れている子どもが洗わなかったのは、その子が見た相手の顔が汚れていなかったので、自分もそうだと思ったからです。


二人に「キミたちの行動はおかしいよ」と教えてくれる人はいません。
そのため、二人はそれぞれ相手の行動を「おかしいな」と思ったはずです。

顔のきれいな子どもは、「あの子は、顔が汚れてるのに何で洗わないんだろう」と疑問に思ったはずです。
もう一人は、「あの子は顔がきれいなのに、何のために顔を洗ってるんだろう」と不思議に思ったことでしょう。
この二人のおかしな行動は、お互いに相手の行動を疑問に感じながら、
それについて何も聞かなかったところに、原因があったのではないかと考えています。


こちらがおかしいと思っても、相手はそのおかしさに気づかないことはけっこうあるもの。
自分の欠点は、自分ではなかなか気がつかないものです。

しかも誰もその欠点を指摘してくれなければ、汚れた顔のままの子どものように、欠点を直さないまま生活し統けることになる場合もあります。

指摘してくれる人がいたら、直すチャンスです。

自分でやれているつもりでも、できていないことがある
自分では大丈夫と思っていても、周りから見ると変に思う

指摘してくれる存在は、大切だなと感じました。

自分もそのままにするのではなく、指摘してくれたら素直に受け止め、相手のことを考えた言葉かけができる人間に成長していこうと思います。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。


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