見出し画像

IRONMAN World Championship KONA参戦記〜万事塞翁が馬〜②レース編

いよいよレース当日になりました
いつもと変わらず緊張してます

改めて結果から
M50-54 カテゴリーは409人 overall 2287人  
swim 1:11:13  168th
t1 4:35
bike 5:14:24 73th
t2 4:57
run 3:19:36 10th
Finish 9:54:42    32th

レース当日

起床3時半
何度か夜目覚めたがしっかり寝れた感はあるので目覚めは悪くない
朝食は前日に炊いたご飯と茹で卵、インスタント味噌汁、牛乳
トイレも2回
会場の近くには駐車場がないので送迎してくれる仲間がいなければ歩くしかないので注意
(一応駐車場はあるがそれなりに歩くし万がいち満車になったら困るので)
会場ではアップするのが難しい環境でスイムもアップはできないと思った方が良いので会場までの2.5kmをjogしていく
ついてからキンカメのトイレでもう一回済ませる
トランジットエリアに入ってからGakuさんとは別れる


フロント竹輪ホイール80


あとは自分のペースの方が良い
しかし、スタート前までは1時間以上ある
他にやることもないのでそのまま動線に沿ってスイムスタート位置に並びにいく途中でチームのマスコットキャラクターボンバーがいた
本来ならナオコさんもいたんですね

一生懸命普通を装ってます

知り合いに会うと一瞬でも気持ちがほぐれますね
でも緊張感は続く
待ってる間は息を止めたりする呼吸法で心臓に負荷をかけたりもしてます

いいかげんレーススタート

swim 1:11:13  168th

カテゴリ別の一斉スタート
50-54は後ろから2番目のウエーブ
カテゴリーだけでも400人以上いるボリューム
渡良瀬遊水地トライアスロンより多い
10分前に入水してスタートラインまで泳ぎそこでスカーリングしながら待つスタイル
スカーリングできない方はkonaに来る前に練習してから来てくださいね
コースは右回りだが行って帰っての直線コースなのでインもアウトも関係ない気もする
真ん中の3列目あたりを位置取る
最近はぐちゃぐちゃしてバトルがあってもその方が早い気がしてこの位置

そして号砲が鳴る
思っていたよりバトルなくて呼吸の乱れも少なくいつもより早い段階で呼吸も安定した
それでも抜かれながら着いていく
相変わらずスイムのスピード不足
ガーミンの自動ラップが設定したままで500m毎に鳴ったので初めて泳ぎながら確認してみた。ペースがわかっていい感じ 15年やってきて今更?
ラップ確認してると往路前半の湾内は設定ペースどおりだが沖に出てから落ち出して、ブイ周りでペースがまたガクンと落ちたのが分かった
気を取り直して復路に入るとギュウンとペースupした
このままいけば70分は切れそうだなと思ったが、岸に近づくにつれてまた落ち出した
結果71分だが予定は良くて68分悪くても13分とみていたのでOK

T1    4:35

しっかり頑張って走りたところだがコースが狭くて体のデカい外国人を抜いていけなかった
スイムアップ直前に《スイムスキンも脱ぎ忘れないように》と唱えていたので確実に脱ぐ
はるか昔Ironman Langkawiでスイムスキン脱ぎ忘れてバイクパート150kmでショウウィンドウに映る自分をみて脱ぎ忘れたことに気づいた人がいたとか

履いてます

bike    5:14:24 73th

快調に走り出す


スイムアップ後にはありがちだが予定以上にワットが出てる
予定は180wで5時間〜5時間10分
決して頑張っていないのに初めの1時間が210wを軽くこえNPも220w近い
少し高ぶれしてるのか?意識して抑えていく
60kmすぎのWAIKOLOAでも身も心も十分余裕ある


カテゴリーごとのwaveスタートのため抜くことも抜かれることもあるのでこのペースが早いのか遅いのかは全然わからない
一つの指標としては10分後ろからスタートしている竹谷さんから95kmのHAWI折り返しまで逃げたい片道10分で往復20分なら自分の出来としては100点なので
しかし、65kmのKAWAIHAEあたりのコーナーでパスされた
予定よりずいぶん早いな〜〜〜
うしろから見ても気合いが感じられた
それでも自分のペースは崩さず走りつづける
HAWIまで10kmの向かい風と上りはきつかったけど折り返してからの追い風下りを考えれば問題ない辛さ


自分はまだ人を追ったりしてペース上げたりできるレベルではないので、自分を信じて走るのみ
折り返してからはご褒美の下り追い風小柄な自分でもガンガン抜けるなぜだ?
ただ若干斜めに風が当たりめっちゃ怖いのでDHバー握る手にも力が入る
やっと泰介さん発見一昨年は一回も追いつけなかったからなー
めちゃくちゃキツそうだった
今年は怪我もあり思うようにトレーニングできなかったようだ
今年のQUEEN-は向かい風
もちろんペースは落ちるが、周りはもっと落ちてるように感じた
そのままへばらずkonaへbikefinish

後半のこの向かい風でもしっかり踏めているのでペース配分はバッチリだった思う
平均パワー195w NP204w パワー出てる割に遅い
このタイムは所詮この程度の実力だったと言うことで力不足を認めよう

T2 4:57

bikeで足が攣らなかったので走れそうな気がした
バッグを受け取りまずはトイレへ(実はbike中にも2回してます)
そして今回は飛び道具ロキソニンを2粒忘れずに飲む
エイドでモルテンが出るので電解質だけ持って補給食は持たない

run 3:19:36 10th

走り出しは軽い


普通にキロ4;15いつもならこのまま行くところだが何せ大転子怪我と走り込みが足りないので筋肉が持つか不安すぎるのでペースを落とす
それでも次のラップもキロ4:17
もっともっと落とせと言い聞かせて4;30で安定させる
多分体調は物凄く良かったのでテーパーリングはうまくいってたのかも 
konaはとにかくうっすらだがアップダウンが多いので特に下りの着地時は丁寧にまっすぐにを意識する
Ali`drの折り返しで日本人仲間との差を確認する
うわー前のウエーブの10分を差し引いてもゴーイチくんとすげー離れてるし、やっぱはえー
次に竹谷さんもbikeでけっこう離されたなーー
そして今年ノリノリの秦さんもはえーー
とにかくアップダウンが続くのでペースが刻みづらいが、ハーフ折り返しで1;36;46ちょっと遅いけど僕の大転子ちゃんがいつ悲鳴をあげるか怖いので丁寧に走ることに集中する


今日はハーフまであっという間だったが流石にエナジーラボの25kmあたりから足が重くなってきて10秒くらいペースが落ちてきた
それでも潰れるとかではないので坦々と
この日のkonaは曇りで暑くはなっかた昨日までは暑かったのに残念
30kmあたりで大転子がピキッと痛みがはしったのですぐにロキソニンをもう1粒飲む 
これが最後だな流石に4粒はダメだろ
35kmで右足の土踏まずが吊り出した 指先が丸まっちゃうやつ
もちろんこの程度のことでは止まらない。着地の衝撃で足裏を伸ばしていく
残り数キロで雨が降り出すがそのまま無事finish

Finish 9:54:42    32th


まとめ


怪我のこともあり絶対に潰れず完走したい思いが強くて少々守りに入りすぎたか
レース展開としてはかなり良いレースができた
しかし世界のレベルは上がっていて今の自分が最高のレースができたとしても表彰台(5位)には程遠いことも実感した
ほんとはこのレースで良い結果を残してironmanからは卒業するつもりだった
何せお金がかかりすぎるので
でも、いい意味で悔しいしもっと上目指したいと思ったので卒業はまだ先になりそうです


アフターレース

翌日は朝からパッキングを済ませる
お昼は坂口さんが一席設けてくれて
ワイコロアにあるMerriman'sでおしゃれなランチ



日本人メンバーの集まりが悪く少人数でしたが楽しく美味しいランチをいただきました

左手にはおみあげ



そして夜はアワードパーティー
竹谷さんの入賞は一緒にトレーニングもしていることで心から嬉しいです
いつか自分も同じ舞台に立ちたいと心から思いました!

そして翌日の帰路はこれといってトラブルもなく飛行機で映画みたり寝たり食ったりだけで面白い話もないので割愛します

どこかの公園みたいなKOA空港

最後までお読みいただいた皆様ありがとうございました




いいなと思ったら応援しよう!