夢日記の中で特にやばかった夢集

私は2年近く夢日記をつけている。夢といってもしょうもない夢や覚えてなさすぎる夢は載せていない。「これは書かなきゃ」と思ったものだけ日記に書いている。

ちなみに日時は記録していないため、夢の内容しか記されていない。

今、数えたら全部で51回もの夢を日記に載せていた。しかもその夢は全て覚えている。



なんて無駄なんだ。メリットなんてひとつもないのに。



やばい夢1つ目



VRのゾンビゲームのチュートリアルで今この部屋にいるゾンビを倒してね的な事を
している。分数で今どれだけ倒したかが表示されていた。(40体くらい)

しかし、おかしい所が。40体中39体倒して、残りのゾンビが見当たらない。
そして、子猫がソファの下に隠れていた。


つまり、これは、それだ。子猫を殺せという。


出来るわけがないなんて戸惑っていると、猫を飼っているとよく聞くビニール袋が
ガサガサいう音が聞こえてくる。
それと同時に10秒かけて1歩ほどの遅さであの「貞子」が近づいてくる。

貞子はゆっくりと確実にこちらに近づく。それに伴い、ビニール袋がガサガサいっている。それがたまらなく怖い。ソファーの影に隠れるが、隠れるのに適さない程殺風景であったその部屋に隠れる場所は無い。

1歩、もう1歩と近づく貞子にキスでもされようかというぐらい接近された所で、起床。


感想
猫を飼っている人に猫を殺さすな。あほんだらが。


やばい夢2つ目


グランド・セフト・オートというやべーゲームの世界。

近くで事故ったとのことなのでその現場を見に行く。
すると朝鮮民族の伝統的な衣装である、「チマチョゴリ」を着た、


空気階段の「水川かたまり」が居た。


どうやら悩みがあるようで、聞いてやると


親の事業を継いで「大麻の売人」をやる。とのこと。


感想
なんで?



3つ目


アメリカの学校にいて、飼い猫がその学校の中にいた。



とち狂って撃ち殺した。



そして、その罪悪感で「うわあぁぁぁ!!!!」っとずっと叫んでいた。



感想
ふざけるな。ホントにやめて。




4つ目


ネパールかどこかの散髪屋の子供がすごく頭が良かった。という夢をみた。
その後日、その子供が別の夢に出てきた。


そのネパールの子供と、父の知り合いの子供と散歩していたところクレバスに落ちる。


クレバス。雪山なんかにある、でっかい氷の亀裂。
そのクレバスにみんなで落ちる。(そこは雪山ではなかった)


その後クレバスの入口(我々にとっては出口だが)に雪がドサッと積もって
塞がってしまった。雪でふさがってるため光は通り、明るいのだが問題は…


空気が薄いぞと気づいた頃には怖くなってしまっていた。
やばい、この子たちが死ぬ。助けなくてはならない。

手で掘れるだけの雪を掻き、穴が広がっては空気がまだ薄いことに気づいていた。
運動するだけ空気が薄い、辛い、これは辛い。死ぬかも…という所で、


ひとりが呼吸するのに十分な穴、手のひらほどの穴が開き、口を入れ、
大きく呼吸してから、その穴を広げ何とか助かった。

そして、その子達の親がクレバスの外で待っていた。


感想
この夢は本当に呼吸出来ない苦しさがリアルで、夢だとは本気で思えなかった。
今でもはっきりと思い出せるくらい、息が出来なかった。



5つ目
これが私が見た夢の中で1番、「勘弁してくれ」と思った。

レトロゲームセンター。ビリヤード台なんかも置いてあった。
そのレトロゲームセンターのなかに、異様な存在がいた。
それは決してちゃちなもんじゃない、根本から憎悪に似たような恐怖を、
傍観者であった私に湧かせるものだった。


人の「影」のようなものが「あー」だとか、「うー」だとか「ビリヤード」だとか
赤ちゃんがただただ意味の無い言葉を発したりだとか、覚えたての言葉を使いたがる5才くらいの子供特有の発声をしている。

それがたまらなく怖いのだ。

ただ、目の前のものを声に出しているだけなのに、その「影」がどうしようもなく、


「アレ」に見えてしまう…

(おぞましい程の差別用語になるので言えない。キチ〇〇ではないやつ。)

そしてその影に背中を捕まれ、またさっきと同じように、意味の無い言葉を繰り返し言うのだった。
影の体温が伝わってしまう。なんで温かいんだよ。なんて思いながら、恐怖しながら自分なりに逃げる方法を探していた。


すると、卵に三本脚が生えたみたいな生物に肩に乗られ、話しかけられた。
詳しくは覚えていないが要約すると、江戸っ子みたいな口調で、

「永久にここにいろよ、楽しいだろ?お前もああなればいいんだよ。」

みたいなことを言っていた。

恐怖するあまり、私のした決断は「シカト」だった。
それでも繰り返し卵は話しかけてきた。

「一生幽霊だって?いいじゃないか。ええ?」なんて言ったりしてた。

私は本当に本当に怖くなり「ヒィ!」という声を出してしまう。


卵が、「やっぱ聞こえてるじゃん」と言うと消えてしまった。

そして、自分が何をするべきなのか察してしまった。恐ろしい、本当に恐ろしい。
根源的に恐怖してしまった私は、あの「影」の動きを真似していた。

「あー」だとか「うー」だとか「ゲーム機」だとか「本棚」だとか。

全ての動きに意味などなく、自分の精神はそのままで自分の理性だけが壊れてしまったみたいなそんな体験を1分ほどして、確信した。



これは



死ぬまでとかじゃない



永久にこの「影」をやらされるんだ。



宇宙が壊れてしまってもう一度作り直されるまでとかじゃなく。



本当に終わりのない事が今、始まったんだ。



そして、そのレトロゲーセンに新しいお客さんが入ってくる。
ホラーゲームを指さし、私に問いかける。「これ怖い?」と。

私はあの卵に見られているんじゃないかと、もし、完全に影になっていないなんてバレならとんでもないことが起きるんじゃないかと、気が気じゃなかったため、そのまま無視して影の行動を真似していた。



感想
最悪すぎる。最初にみた、あの影は未来の自分か、1個前の犠牲者か。

「東方見文録」というファミコンゲームにこんなラストシーンがある。
過去に行って未来を変えてしまった主人公が永久に時の牢獄に囚われ、図太く生きていたにも関わらず、精神崩壊し、顔を真っ青にして身体をギュウギュウに捻って
「おかあさーん、おかあさーん、おか、おか、おか、おかあさーん」
と、母親に助けを求めているというラスト。なんか似ている。
そこからは逃れることがなく、永久にそこに居なくてはならないという精神崩壊専用みたいな、最悪すぎる体験をしてしまった。なんだよこの夢。まじで勘弁してくれ。



もちろん良い夢も見てるけど、比率で言うと悪い夢が6割…やめてよほんと。
良い夢というと基本的に、女の子が出てきてイチャイチャする夢。
夢の中のキスは何故かやたらとリアル。
相手の息遣いや口の中の味やら体温やらがすごくリアル。

しかし良い夢を見ても怖かった思いは消えないので割に合わない。
夢日記つけるなんて無駄だな。無駄無駄。

ただし習慣になっているのでつけさせて頂いている。
いい事なんてひとつも無いのに、だ。

夢の中にしかない世界には自分も気づかないほど奇天烈な世界が詰まっている。
思いがけない発見があるんだ。
自分の考えが反映されやすいために、意中の相手だったりとか
私のコンプレックスである母親がよく出てくる。

うつ病の人とか悪夢を見るって言うけどそりゃそうだなって感じだ。
自分の頭の中が夢に出てくるとよくわかる。



1種の瞑想みたいなものだな。


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