伯母の今と柿の木の刺し子
秋が急に来ました。風が一気に涼しくなって少し寒さを感じる。でも日中の日差しは強い。
昨日は施設にいる伯母に会って来ました。96歳。たぶん。元気だった。また一回り小さくなって車椅子にちょこんと座っていました。
私のことも一緒に行った姉の事も分からないみたいだったけれど終始穏やかでした。元気だった頃の叔母は明るくて冗談が好きで元気いっぱいの人でした。今も明るい表情をしています。
ただ途中ポツリと「いつまでこうしているのやら」と特になんの感情も、悲しいとかツライとかの感情もなく、つぶやいたのがやけに心に残って。
持って行ったシャインマスカットやお菓子は施設の方におやつに少しずつ出していただくようにお願いしました。
帰りのバスに揺られながら、人が生きていくってことは生半可なことではないな、とまた思いました。
これは平柿。筆柿では絵にならないのかも。でも筆柿もおいしいですよ。
今年は渋柿を剥いて干し柿にしたいです。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?