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【無料】先週の重賞レース:新潟大賞典【回顧】


重賞回顧:新潟大賞典
 
2:03.8 61.6-62.2 M
12.7 - 11.1 - 12.1 - 12.6 - 13.1 - 13.1 - 12.6 - 11.9 - 11.9 - 12.7
 
1着カラテ
序盤は楽な感じで先行しながら様子を見つつ進め、行きっぷり良く好位の内目で収めていく格好となりました。
道中は好位の内で前にスペースを保ち、内を通らされる形でも苦にする様子はなく前のレッドランメルトに取り付いて我慢しながら進めて3~4角でも手応え抜群で3列目の内で直線に入ると、直線序盤で馬場の悪い最内から中目に誘導してL2で左手前に戻し、渋太く伸びて粘るセイウンハーデスにクビ差ほどに詰めより、L1で捻じ伏せて3/4差での勝利となりました。
59kgを背負った中でも一頭だけしっかりと伸びる事ができており、3~4角の緩んだところでかなり我慢を強いられましたが、そこからは手応え通りに加速に対応して3キロの斤量差があったセイウンハーデスをきっちり捕え切ったのは高い評価が必要です。
 
2着セイウンハーデス
ショウナンマグマより出脚が良かった事でハナを切る事に成功し、序盤は淡々と進めながら余裕を持って3角に入る事ができました。
3〜4角で意識的に手綱を引いてペースダウンしながら直線に入り、直線序盤で軽く促されて右手前のまま1馬身半差ほどのリードを保ち、L2で内から食らいついてきたカラテに対して徐々に迫られて半馬身差ほどに詰められて最後は3/4差で2着となりましたが、3着以下には8馬身以上の差をつけました。
セイウンハーデスにとっては厳しい流れと馬場でしたが、ここまで踏ん張れた内容は高く評価でき、結果的に見て3~4角で息を入れて動けていると考えれば馬場を踏まえても長距離色が強い競馬だったと言えます。
この形で息を入れてギアの上げ下げをタフな馬場でラップを分散してやれているため、これなら逃げに拘らなくても良さそうな印象があります。