【無料】先週の重賞レース:日経新春杯【回顧】
2:14.2 62.1-59.5 S^3
12.9 - 11.6 - 11.8 - 12.9 - 12.9 - 12.6 - 12.2 - 11.9 - 11.5 - 11.5 - 12.4
1着ヴェルトライゼンデ
序盤は軽く促しつつポジション争いに加わり、最終的には外のアフリカンゴールドを行かせながら好位の内目で収める格好となりました。
道中は3列目でキングオブドラゴンの後ろで我慢して脚を温存し、ペースが上がった3~4角地点で一つ外に出して3列目付近に押し上げ、直線序盤で左手前のまま追われて渋太く伸びてL1でそのまま左手前を維持してキングオブドラゴンを捕えてクビ差の勝利となりました。
この馬はスローバランスなら加速地点でで鋭く伸びる事ができるため、収めておけば後は進路を取るだけというタイプで、3~4角で進路を意識しつつスムーズに直線に出すとソラを使わせないように前に目標を置きながら伸び続けて接戦を制しました。
今回は終始左手前で高いパフォーマンスを見せており、右手前に替える事が出来ればもう一段上げて来れそうな1頭と言えます。
2着キングオブドラゴン
好発を切った後はコントロールしながら様子を見ながら進め、最終的に外のアフリカンゴールドを行かせて2列目の内に入れるいつもとは異なる競馬を行い、そのままスローの流れに2列目の内で進める格好となりました。
3~4角でも一つ外に出してアフリカンゴールドに対してクビまで詰めて直線に入り、直線序盤で追われてアフリカンゴールドの前に出てL1で踏ん張りましたが、外からヴェルトライゼンデに徐々に詰められてクビ差の2着惜敗となりました。
2列目内で競馬をしてきたというのは意外でしたが、結果的にスローで上手く温存して3~4角でも無理せず直線で渋太さを見せました。
この形で渋太く加速しつつL1まで踏ん張ってきた内容は評価できますが、基本的には前有利の展開だっただけに少し嵌った側面もあります。
ただ、鳴尾記念の内容も悪くなかっただけに左手前でのコーナリングが求められる舞台が合っている印象があります。