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【無料】先週の重賞レース:新潟2歳ステークス【回顧】


重賞回顧:新潟2歳ステークス
 
1:33.8 47.7-46.1 S^2
12.8 - 11.0 - 11.6 - 12.3 - 12.1 - 11.3 - 11.2 - 11.5
 
1着アスコリピチェーノ
出負けした後は直ぐにリカバーして進め、好位の外まで持ってきましたがバックストレッチでバランスを崩して3~4角で外々となり、直線序盤で右手前に替えてL2で左手前依存の強い走りで2番手に上がると、L1でも左手前を維持して突き抜けての1馬身差完勝となりました。
直線で手前をころころ替えていましたが、右手前は一瞬だけで新馬戦と同様に左手前の依存がかなり強い感じのレースとなりました。
この馬の場合は右回りで右手前でのコーナリングで負荷がかかった際に不安があり、左回りでもコーナーで負荷が掛かって左手前のまま直線に入るようなケースでも不安があります。
今回は前半で脚を使ってきましたが、コーナーではそこまえ強い負荷が掛からなかったため、今後の課題としては左手前の依存度の高さが気になります。
ただ、トップスピード戦としては今回のメンツでは1枚上のパフォーマンスを見せており、3着のクリーンエアに対して突き放しているのは良い材料と言えます。
 
2着ショウナンマヌエラ
好発を切ってハナを主張した後はペースもそこまで落とさずに48を切っていく形となり、そのまま3~4角でペースを落として2馬身近くの差を持って直線に入りました。
直線序盤で右手前に替え、軽く促しつつ加速してL2では内からルクスノアも食らいついていましたが踏ん張って3/4差の2着となりました。
後半の素材面で足りない所にレースメイクが苦手な石橋脩騎手では切れ負けするイメージがありましたが、思ったよりも悪くない形で運べて3~4角で緩めた中でも番手以降が詰めてこなかったの事が好走の要因と言えます。
今回の結果からもスローに落としても上りは34.2までが限界と言え、リードを取れていたのが2着に粘れた要素となるため、展開的に嵌った印象があります。
46レベルまで引き上げて後半をまとめてこれるかどうかが今後の注目ポイントとなります。