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【無料】先週の重賞レース:平安ステークス【回顧】
重賞回顧:平安ステークス
1:59.8 49.6-51.6 H^2
7.3 - 11.3 - 11.8 - 12.9 - 12.6 - 12.3 - 12.2 - 12.9 - 13.0 - 13.5
1着グロリアムンディ
序盤は無理なく2列目の内を確保し、道中は2列目の内で流れに乗って3角に入る格好となりました。
3角で前のロードヴァレンチの外に出してそのまま4角で先頭に立ち、1馬身差ほどで直線に入りましたが直線半ばでようやく左手前に替えて後続を振り払ってL1でそのまま抜けたところを外からハギノアレグリアスについてこられましたが、2馬身半差の余裕を持っての完勝となりました。
ここはL5最速の流れでロスなく進めつつも手応えの違いでそこから一つ外に出し、ロングスパートの消耗戦でポテンシャルで押し切る競馬を選択しての勝利となり、消耗する形の中でばてずに踏ん張るという競馬で良さが出たのはダイオライト記念で見せたパフォーマンスに近く、ここまで時計が掛かる状況の中で消耗しないパワー型ピードとポテンシャルの両面で大きな違いを見せており「あまりいい具合ではなく、前回よりもしんどさを感じる追切内容でしたが、その状況でこれだけのパフォーマンスですからね。」と川田騎手が話しており、立て直されれば更に高いパフォーマンスが期待できます。
2着ハギノアレグリアス
序盤は無理せず中団の中目で進めていく格好となり、道中は中団の中目ぐらいで前にスペースを維持しながら軽く促して3角に入り、3~4角でも中団の中目から好位のスペースを拾いながら3列目で直線でスムーズに外に出してくると、直線序盤で右手前のまま追われてL1で3列目からジリジリとバテ差して前のグロリアムンディとの差を若干詰めるも2馬身半差の2着となりました。
ペースを考えると位置取りと仕掛けは問題ありませんでしたが、タフな馬場で時計が掛かってかなり前傾の競馬になっており、上がり39.1が示すように消耗していただけに、もう少し普通の馬場なら差を詰めていたように思えます。
今回はポテンシャル特化に近い状況でも堅実に走れた点は評価でき、条件が変われば逆転の可能性を秘めている1頭と言えます。