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【無料】先週の重賞レース:武蔵野ステークス【回顧】

1:35.6 48.0-47.6 M
12.3 - 11.2 - 12.3 - 12.2 - 12.1 - 11.4 - 11.6 - 12.5
 
1着ギルデッドミラー
五分のスタートを切った後は軽く促しつつ中団の中目で進めてコントロールしていく恰好となり、道中は折り合い面で苦労しつつ中団馬群の中目で我慢して3~4角でも中団の中目で立ち回って直線に入る恰好となりました。
直線序盤で右手前に替え、進路を外に誘導してL1で甘くなったバスラットレオンをレモンポップとまとめて捕え切ってハナ差の勝利となりました。
直線での伸び始めが遅かったように思えましたが、L4-3区間で12.1-11.4と前が加速していただけに問題は無く、L1で落としたところでしっかりと差し込めた点からも素材面で良いものを見せたと言えます。
この馬は流れる方が良いタイプだけにフェブラリーSに出てきても面白い存在と言え、バスラットレオンが作る激流でセットで狙いたいタイプと言えます。
良馬場でも強いパフォーマンスを見せており、素材面でレモンポップを捕え切れたのは評価できます。
 
2着レモンポップ
五分のスタートを切ったあとは、二の脚で前に持って行って2列目から進める格好となりました。
道中は少し中弛みが生じて3番手外でアドマイヤを見ながら軽く促してバスラットレオンから2馬身半差ほどの差があり、直線序盤で右手前に替えて一気に2番手に上がり、L2で前に1馬身3/4まで迫ってL1で前を捕えましたが、外から一気にギルデッドミラーに交わされてハナ差で2着惜敗となりました。
バスラットからの位置を考えると届きそうもない位置からラストで捕え切れたというのはマイルを考えれば大きな収穫と言え、ハナ差で敗れましたが「中1週が影響して追い出してから内にササってしまいました。今まで見せなかった分もありましたが、まともなら重賞でもやれます。」と陣営も手応えを感じており、パフォーマンス的には最上位の一頭と言えます。
現状では東京1400mのようなダートスタートの方が前半で入りやすいのは間違いありませんが、マイルへの延長に耐えうる後半の素材面を見せてきた点は好材料で、緩めの流れでしっかりと前の加速に食らいついて最後で捕えてきただけに今回はギルデッドミラーを誉めるレースと言えます。