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【無料】先週の重賞レース:小倉2歳ステークス【回顧】

重賞回顧:小倉2歳ステークス
 
1:08.6 33.3-35.3 H^2
11.9 - 10.4 - 11.0 - 11.7 - 11.7 - 11.9
 
1着アスクワンタイム
五分のスタートを切った後は促しつつ進めましたが、ミルテンベルクマークで無理をせずに少しスペースを保って最後方列に近いところで進める格好となりました。
3角で促しつつもミルテンベルクより後ろで外には出し切らず、4角でもミルテンベルクより一つ内に近いところから出口で外に出して直線序盤ですっと伸びてミルテンベルクに並んでL1で2頭併走状態で突っ込んで、最後はミルテンベルクとの叩き合いをアタマ差で制しました。
ここはレベル的には平凡で、アスクワンタイム自身のバランスが34.2-34.4で平均程度となっており、前がバテ始めるのが早い中で4角での立ち回りの差が響いた1戦となりました。
岩田望騎手はスペースの使い方が徐々に上手くなってきており、前半で位置取りで難しいと感じてから下げてスペースを用意し、勝負どころでそこを上手く使った分の差も一つの勝因と言えます。
 
2着ミルテンベルク
序盤は無理せず中団の外から進めましたが、雁行状態の好位~中団列で内に入れられずに下げ切れず、難しい入りとなっていました。
3~4角中間で徐々に前がきつくなって好位列が凝縮する中で外々を回すロスが生じ、4角出口でも外々を回して直線に入ると、直線序盤での伸びはそこまで良くありませんでしたが、L1で外のアスクワンタイムと一緒に抜け出し、最後はアタマ差まで食らいついての2着惜敗となりました。
この馬自身も外々を回して突っ込めており、当日の馬場を踏まえてもトラックバイアスの恩恵を受けていただけに、高いレベルではまだ信頼は置けません。