【無料】先週の重賞レース:阪神牝馬ステークス【回顧】
重賞回顧:阪神牝馬ステークス
1:33.9 48.0-45.9 S^2
12.5 - 11.7 - 11.9 - 11.9 - 11.7 - 11.2 - 11.0 - 12.0
1着サウンドビバーチェ
まずまずのスタートを切って楽にウインシャーロットの2番手外を確保し、道中はウインシャーロットを目標にしつつ1馬身ほど後ろでコントロールして3角に入る格好となりました。
3~4角でも番手外で進めながら直線に入り、直線序盤で左手前に換えて先頭列付近までくると、L1の坂の登りで右手前に戻してもう一伸びして1馬身1/4差の完勝となりました。
L2の地点でウインシャーロットに対してしっかりと詰めてきたのは意外なパフォーマンスと言え、ゲートも良く、二の脚でしっかりと番手を取れたようにこの中ではポジショニングの上手さが光りました。
距離はもう少し長くてもやれそうですが、時計が遅い中で良さが出ただけに、ヴィクトリアマイルで良馬場でとなるとスピードの質的に対応できるかどうかが焦点となります。
2着サブライムアンセム
序盤は促して積極策で2列目の内を確保し、そこからはペースも遅くてコントロールに苦労していましたが、途中で意識的にブレーキしてスペースを確保して4角でウインシャーロットの後ろから直線で内を拾う格好となりました。
直線序盤でウインシャーロットが内に切ってきたので進路が狭くなって切り替えるロスがあり、L1でサウンドビバーチェの内を狙って窮屈になりましたが何とか2着を確保する事ができました。
今回は緩い流れからのトップスピード戦でも想定以上に対応する事ができており、3~4角までで少し下げてスペースを用意したのは好騎乗と言えますが、直線でコスタボニータが最内を取り切るまでに最内を取る事もできただけに、最後は半端な内容となっていました。
それでもここは新しい一面を引き出す事ができており、トータルで見れば好内容の2着と言えます。