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【無料】先週の重賞レース:中山金杯【回顧】

2:00.2 60.6-59.6 S^1
12.8 - 10.6 - 12.8 - 12.1 - 12.3 - 11.8 - 11.9 - 12.0 - 11.4 - 12.5
 
1着ラーグルフ
内枠からまずまずのスタートを切り、序盤はコントロールしながら好位の中目で進めていく恰好となりました。
道中は好位の中で我慢しつつ進めて3角に入り、外目を通しつつスムーズに進めて4角でクリノプレミアムを閉めながら3列目で直線に入ると、直線序盤の加速でスッと対応して2列目に上がり、L1で粘るフェーングロッテンを捕えて捌いてきたクリノプレミアムをハナ差で振り切っての勝利となりました。
今回の勝因は、向正面で外目から3~4角で勢いに合わせて外に誘導してしっかり進路を取って出し切る競馬が出来た事で、コーナーで上がり切らずにL2最速の展開でしっかりとアクセルを踏み込む事ができました。
適性的には後半のポテンシャル面で勝負したい馬だけに、それを生かせるバランスでの騎乗ができていまいた。
ただ、今回は100%に近い騎乗でクリノプレミアムをハナ差退けただけに、時計的な面での評価を踏まえても更に上のレベルでは苦戦しそうなイメージがあります。
 
2着クリノプレミアム
序盤は内からハナを主張する振りをして外の各馬を行かせて好位の内に収め込む絶好の入り方ができており、道中はややスローの展開を4列目で進める格好となりました。
その後は後半型の形に持ち込んで3角に入る理想的な展開となりましたが、3角で前のコスモカレンドゥラの手応えが怪しくなって進路で苦労する場面があり、4角でエヴァーガーデンの後ろを通して外に出そうとしましたがラーグルフに蓋をされてしまい、直線で左手前に替えるも前が塞がって外に出し、ワンテンポ遅れてから一番良い伸びを見せましたが1馬身の差をハナ差まで追い詰めて2着惜敗となりました。
今回は3~4角の早い段階で前が下がってきてノースペになる不運があり、外に誘導せざるを得ない形になってしまいました。
そこで進路を取り切れずにスペースも無かったのでラーグルフが前に出るのを待ってからになってしまい、その分の差がなければコチラが勝っていた内容と言えます。
中山金杯の中ではパフォーマンス的には最上位ですが、相手に恵まれた部もあるためそこまで高い評価はできません。