【無料】先週の重賞レース:ファンタジーステークス【回顧】
1:21.3 34.5-35.0 M
12.2 - 10.7 - 11.6 - 11.8 - 11.6 - 11.5 - 11.9
1着リバーラ
前走よりも良いスタートを切って序盤は様子を見ながらハナを取る格好となり、内のサツマノオンナを制して3角に入り、ここで少し息を入れつつ4角で軽く手が動いて2列目勢を少し離して1馬身半差のリードを保って直線に入りました。
直線序盤でスッ2馬身半近くまで差を広げ、L1の坂の登りで外から一気にブトンドールに差し込まれましたが1馬身1/4差で押し切りました。
平均バランスでもややハイペース寄りで前半のスピードを強めに求める展開に持ち込み、そこで息を入れて4角で2列目が仕掛けてくるのを待ちつつ出口で離すという前受けが最大限にフィットした競馬となりました。
ここは前後半の総合力の高さを生かす競馬になっており、この馬の場合は逃げに拘らずに前が引き上げれば2列目からでも崩れにくいタイプの印象があります。
総合力の高さは魅力ですが、ラストに差し込まれていただけにマイルは長いイメージがあります。
2着ブトンドール
「北海道から1200mを使っていたので、次を見据えてムキにならないように折り合いを確認しながら進ませました。」との事で、出負けして後方からの競馬となり、道中は後方2番手で脚を温存しつつ外から3角に入りました。
3角で外からじわっと進出し、そのまま4角で後方外目からアロマデローサの後ろを通して出口で大外に出し、直線序盤でアロマデローサを交わしてL1でも渋太く伸び続けて2着を確保しました。
ここは直線で外から進めてアロマデローサを塞ぐ形にはなっていましたが、それでも最後まで伸び続けたようにバテ差しの形で2着に食い込みました。
今回は後半のラップがそこまで速くないため、そこが上手く噛み合う競馬になった可能性もあり、後半で鋭さを求められてとなったときにどうかが今後のポイントとなりそうです。