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【無料】先週の重賞レース:小倉記念【回顧】


重賞回顧:小倉記念
 
1:57.8 58.7-59.1 M
12.5 - 10.7 - 11.3 - 12.1 - 12.1 - 11.9 - 11.9 - 11.9 - 11.6 - 11.8
 
1着エヒト
スタートは良くありませんでしたが、気合をつけて序盤から押して押してのリカバーで好位の内目ぐらいまで持ってくる形となり、道中は上手く前のスペースを維持しながら3列目の内目で進めて我慢する格好となりました。
3~4角でも2列目の内のスペースを生かして進め、4角では2列目の内までもってきてスムーズに進路を取って直線序盤で渋太く伸びてL1でそのまま突き抜けて2馬身半差の完勝となりました。
ゲート以外は完璧な競馬と言え、最序盤で脚を使ってリカバーし、向正面でスペースを用意しながら仕掛けていく感じは流石の川田騎手というところでした。
川田騎手は高速馬場の小倉戦の立ち回りは一級品で、バランス的にも七夕賞を勝った時に近い感じで運べたのも良かったように思えます。
ゲートは今後も課題となりますが前半の許容範囲が広いタイプだけに、リカバーして勝負どころで良いところを通す事ができれば今後も安定したパフォーマンスが期待できる1頭と言えます。
 
2着テーオーシリウス
接触がありながらも内からスーッとハナを切り、道中もペースを落とし過ぎずに淡々と刻んで3~4角でもじわっと仕掛けつつ2列目を寄せ付けずに進める形となり、4角で仕掛けて直線に入ると左手前に替えて踏ん張るも、捌いてきたエヒトに交わされると突き放されて最後は2馬身半差の2着となりました。
時計的には大幅に伸ばしてきており、スピードを信じて引き上げた事で2着をしっかりと確保する事ができました。
これはこれまで見せてこなかったスピード面をここで引き出す選択がパフォーマンスを上げた結果に繋がったと言え、スピード面である程度引き上げてきた内容からも、今後もローカル2000路線では警戒が必要な1頭と言えます。