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ルメール騎手で妙味を追う


今週の日曜日(18日)の新潟・芝1800mでデビューが予定されているプリモシークエンス(牡2歳、美浦・木村哲也厩舎)は、母プリモシーンが重賞3勝だけでなく、2019年のヴィクトリアマイル(G1)でも2着に好走した一流マイラーで、父はこの春のG1戦線でステレンボッシュ(桜花賞)、テンハッピーローズ(ヴィクトリアマイル)、ダノンデサイル(日本ダービー)、ブローザホーン(宝塚記念)と産駒が大活躍したエピファネイアとなっており、大注目の血統馬となります。

当初予定されていた6月の東京新馬でも目玉的な存在として挙げられた1頭でしたが、右前の膝に傷腫れができたために延期となり、ノーザンファーム天栄で再調整されて7月19日に帰厩しました。

C.ルメール騎手と木村厩舎とは、イクイノックスやチェルヴィニアなど成功例多数の鉄板コンビですが、新潟開催が始まって3週が経ちましたがルメール騎手の2歳新馬は6戦全敗の異常事態となっています。

8月11日 ココアミュレット 2番人気4着
8月10日 エデルクローネ 1番人気2着
8月4日 サリーチェ 1番人気4着
8月3日 カネラフィーナ 1番人気2着
7月27日 バレドラパン 5番人気14着
7月27日 リッスンクロース 1番人気7着

例年、この時期にノーザンファーム産の新馬に乗って勝ち星を量産しているルメール騎手ですが、今年は苦戦傾向にあります。

6月の東京から先週まで、ルメール騎手は17頭の新馬に騎乗していますが、わずか2勝で現在9連敗中となっています。
しかも1番人気の馬が10頭となっており、15頭が1,2番人気という中で僅か2勝というのは異常事態と言え、下記の戦績データを見ても明らかにルメール騎手が夏負けしているのは明らかと言えます。

今年の5-6月の成績
勝率40.6%、連対立60.4%、単勝回収率101円、複勝回収率97円

今年の7月以降の成績
勝率20.9%、連対率46.5%、単勝回収率55円、複勝回収率69円




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