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【無料】先週の重賞レース:マーチステークス【回顧】

重賞回顧:マーチステークス
 
1:51.4 49.5-49.8 M
12.4 - 11.8 - 12.6 - 12.7 - 12.1 - 12.1 - 12.2 - 12.3 - 13.2
 
1着ハヤブサナンデクン
好スタートから楽に流れに乗って2列目の外まで持ってくる形となり、道中は2列目外で進めて特に動かずに3角まで我慢させる格好となりました。
3~4角で2列目の内にいたウィリアムバローズが外に出てきたのでその外を回すロスが生じ、4角で気を抜いてフワ点いた時に置かれて3番手で直線に入ると、ウィリアムバローズの後ろで頑張って食らいつき、L1で1馬身半ほどあった差を一気に詰めてハナ差で競り落としての勝利となりました。
今回は馬の力で勝った側面が大きく、向正面で番手外までしっかり押し上げてウィリアムバローズに蓋をしなかった理由が不明で、スピードも後半のポテンシャルも良いものを持っている馬で消極的な競馬を行い、3~4角で番手外をウィリアムバローズに取られて2頭分外を回る競馬でロスを大きい競馬となっただけに、今回の津村騎手の騎乗は褒められたものではありません。
あの地点でウィリアムバローズに蓋をして4角出口でこちらの方が前にいる状況ならもっと楽に勝てていた可能性が高く、バランス的に見ればもう少し前を突いても良かったレベルと言えるだけに今回は馬に助けられた1戦と言えます。
 
2着ウィリアムバローズ
好スタートから先行2番手の競馬となり、道中は2列目の内から進めて前にスペースを保ちつつ3角で外に出す形となり、前のロードヴァレンチに対してじわっと仕掛けつつ徐々に差を詰めて4角で並びかけて直線に入る格好となりました。
直線序盤で左手前に替えて渋太く伸びてクビほど出ましたが、L1で甘くなったところを外からハヤブサナンデクンに捕え切られてハナ差の2着惜敗となりました。
ハヤブサナンデクンは前半から流れていた方がパフォーマンスを上げるタイプで、仕掛けという点でも一つ外に出してハヤブサナンデクンに更に外を回す形に持ち込めて前受けできているので、騎乗としては上手く乗れていたと言えます。
これで差されたなら仕方ない競馬と言え、相手が一枚上だった内容と言えます。