【無料】先週の重賞レース:七夕賞【回顧】
重賞回顧:七夕賞
1:59.8 60.7-59.1 S^2
12.4 - 11.6 - 11.5 - 12.6 - 12.6 - 12.4 - 11.7 - 11.6 - 11.4 - 12.0
1着セイウンハーデス
序盤はコントロールしながらの先行争いで内の各馬を見ながら好位の外を確保し、道中は3番手争いで我慢しつつ進めて1000m通過が60秒7のゆったりとした展開の中で折り合いを重視する格好となりました。
団子気味状態で3角で外から勝負に行く形となり、2列目で直線に入ると、直線序盤で追われて渋太く伸びて2番手に上がり、L1で内のバトルボーンを捕えて渋太く伸びて1馬身1/4差の完勝となりました。
今回は展開という点で見ても結果的に噛み合った側面が大きく、最序盤からあまり入り過ぎないような意識で入っており、その上でフェーングロッテンがいなかったのでペースが落ち着きました。
スローでしっかり良い位置を取り、後半速めに仕掛けてねじ伏せられた競馬法100周年記念のパフォーマンスを引き出して、3角からの勝負で突き抜けてきました。
展開を考えると結果的にセイウンハーデスの競馬となりましたが、仮に前が飛ばしたとしても追いかけ過ぎずに3角から動くぐらいのイメージならどちらでも対応できていたように思えます。
今回はスピード型のバトルボーンが自滅した面はありますが、こういう展開でやれているのであれば、距離はもう少し長くても良さそうなイメージがあります。
2着ククナ
好発を決めて先行策を取り、最終的には内から来たバトルボーンを目標にして2列目の内から進め、1~2角で前にスペースを用意しつつ我慢させ、2角過ぎのペースダウンで息を入れつつも良い位置を維持して3~4角でも2列目の内で最短距離を通して進める形となり、進路が無い中でも慌てずに直線で進路を確保するとL1で前が落ちたところでジリジリと前に出て、最後はホウオウエミーズに食らいつかれながらもクビ差で2着争いを制しました。
ある程度前を意識しつつバトルボーンを行かせてその後ろを確保する選択は最も合理的だったと言え、前が平均~ハイペースで作っていたらククナとしては忙しかったと思いますが、ペースが落ち着いた事でこの位置から流れに乗って勝負する事ができました。
ただ、今回は展開も騎乗も完璧に嵌ったため、この2着をそのまま受け取るのは危険ですが、ポテンシャル戦に近い中でも適性の幅を広げてきたのは良い材料と言えます。