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短期バイトの探し方【20社以上経験した30代フリーターが語る】

短期バイトを探している方の中には、なかなかおもうような求人が見つからないという悩みを抱えているかたもいるかもしれません。私は過去にいくつか短期バイトを経験してきましたが、実際求人サイトがたくさんありすぎて、自分のイメージする求人を探すのは簡単ではありません。ここでは私の経験からおすすめする短期バイトの探し方を紹介します。

まず、短期バイトとひとくくりでいっても、どれくらいの期間働きたいのかで結構変わってきます。例えば、単発1日から始めたいのであれば、通常のタウンワークやバイトルといった求人サイトではなく、タイミーやシェアフルといったスキマバイトアプリのほうが探しやすいでしょう。逆に一週間、一か月といった期間で同じ職場で働きたいのであれば、バイトル、タウンワーク、マイナビなどの一般的な求人サイトでも探すことが可能です。

個人的な印象でいうと、タウンワークやバイトルは短期のバイトで探すと派遣会社の一案件が求人として掲載されていることが多く、その求人に応募するためにはまず派遣会社への登録が必要です。各求人ページの応募ボタンを押すと、後日その会社からメールなどで連絡がきて、面接や登録手続きについて相談することになります。だいたい早ければ応募から1週間以内には派遣会社への登録、仕事の決定が可能です。注意が必要なのが、最初に求人ページで見ていた求人が派遣会社登録後にも残っているとは限らないということです。もしかすると少し条件が違う別の仕事を紹介されるかもしれません。ちゃんとした派遣会社であれば、こちらの希望条件にあった仕事を紹介してくれるので、派遣会社自体の評判を事前にネットで調べておくことも大事です。「派遣会社名 評判」「派遣会社名 口コミ」「派遣会社名 知恵袋」などで調べてみましょう。特に検索するときに「知恵袋」と入れると、Yahoo知恵袋でその派遣会社について聞いている質問回答を見れるので、あなたが気になっていることがピンポイントで知れる可能性が高いです。評判・口コミといったキーワードでも大丈夫ですが、その場合アフィリエイトサイトが引っかかることが多いので、いくつかのサイトを横断して評判が偏ってないかなどを調べるといいと思います。個人的に、indeedなどの会社情報ページにある口コミなどのレビューはある程度信用できるんじゃないかなと思っています。

また、indeedというと、バイトを探すというイメージがあまりないかもしれませんが、実際indeedでも通常のバイトや短期バイトを探すことはできます。私もindeedから実際にバイトに応募したり、面接したり、バイトが決まったこともあります。探し方は普通にindeedの検索画面で「東京 短期バイト」「接客 短期バイト」などと調べるだけです。タウンワークやバイトルには出てきにくいような求人が出てきやすいので面白いですよ。

私が都内で経験した短期バイトは
・食品製造系の10日間バイト
・年末年始の接客系の7日間のバイト
・スイーツ製造系の2日間のバイト
など様々です。

意外と製造系でも、いきなりこんなことやらせてもらえるんだという作業を未経験でも任せられるところもあります。未経験から何かを作ったりする仕事をやってみたいという方は短期バイトから始めてみるのおすすめです。それで自分に合うと思ったら続けたらいいし、合わなければ期間内で終わるだけです。

あと、気になる人間関係ですが、これはもう「運」としかいいようがないのですが、人間関係の良い(少なくとも悪くはない)職場を探す方法としては
・会社の評判をネットで検索してみる。知恵袋やXも活用する。複数の媒体で比較してみるのが大事
・もし特定の店で働くなら、Googleマップで店の名前を検索して、レビューを見てみる。Googleマップのレビューは店員の雰囲気や態度なども書かれていることが多いので、参考になる
・知り合いにその業界で働いてる人がいたら、どういう雰囲気か聞いてみる(職場によってもちろん違うが、業界によってイメージは近いことがある)

などです。

実際にこれは私も使っている方法です。

ちなみに私はこれまで単発も含めると、20か所以上でバイトをしてきましたが、本当に嫌な人(そこで仕事をすることが1日でも耐えられないレベル)がいた職場は、1か所あったかどうかです。

嫌な人、合わない人、嫌な職場は一定の確率でどうしても当たってしまいますが、覚えておいてほしいのは、どれだけ嫌な人がいたとしてもその人とずっとつきっきりで働くことは少ないということです。多くの場合、忙しい職場だと人の入れ替わりは激しいですし、シフトでも変わりますし、一人合わない人がいれば合う人もいるものです。特に短期バイトだと、合わない社員がいたとしても、だいたいは仕事上の当たり障りのないコミュニケーションをすることがほとんどなのでそこまで気になることは少ないです。

なので結論としては、短期バイトの場合、そこまで人間関係や嫌な人がいたらどうしようと悩む必要はありません。ただ、職種や業界でそこらへんは変わるということも事実です。例えば体育会系が多い職場、黙々と仕事する人が多い職場などは業界、職種によって変わりますし、その辺は自分の性格や適性を考えてみましょう。

あと、バイトだけではありませんが、仕事で嫌な人と出会ったときに覚えておくといいのが、同じ状況、嫌なことがまた起こることは思ってるより少ないということです。どういうことかというと、例えば仮に自分と合わない人が職場にいました。挨拶しても返されないです。なんならこっちを意図的に無視してるのかというくらいです。だんだんその人と一緒にいるのもつらくなってきました。仕事が終わって家にかえって、もう仕事に行きたくない。となるのが普通ですが、ここでよく考えてほしいのが、本当にまったく同じことが起きる可能性はどれくらいなのか?ということです。極端な話、その人と自分2人しかいない職場だったらやめたほうがいいかもしれません。ただ、従業員が10人以上常にいるような職場であれば、次行ったときはその人がシフトに入ってないかもしれない、風邪で休みかもしれない、前と違う業務を任せられてるかもしれない、その人の機嫌がいいかもしれない、前の無視は勘違いだったかもしれない、という風にいろいろな可能性が考えられます。私たちがつい忘れがちなのが、人というのは常に移り変わっているということです。人だけでなく、周りの環境も同じく変わっていってます。嫌なことがあったとき、合わない人と出会ってしまったとき、その仕事を辞めるというのももちろん全然ありですが、まずは物事は常に一定ではなく移り変わっていることを思い出してみてください。すると、意外と同じ状況っていうのはそんなに起こらないことに気づくはずです。もちろん、そんなこといっても現実的に自分は嫌な人がいる職場で苦しんでいるという方もいるはずです。その場合はこれ以上改善を見込めない場合、やめて別の仕事を探すのがいいと思います。


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