直前期の勉強で意識すべきは？ ～公認会計士試験～
こんにちは。公認会計士のSHIRAKIです。短答式試験まで１ヶ月、いわゆる直前期。終了考査の学習も佳境を迎える頃でしょうか。
直前期という時期の難しさ
さて、先日、私のQuerie.me宛に下記のようなご質問を頂きました。
直前期というのは、勉強法という意味でも、メンタルコントロールという意味でもとても難しい時期となります。
今回の記事では、
｢色々と今まで勉強はしてきたが、残り数週間という中で、どういう勉強を進めていけばいいかわからない。｣
｢色々と周りの受験生の勉強は見ているが、合格者が実際にどういう勉強を意識しているのか参考までに知りたい。｣
という方向けに、私が当時意識していた点を、学習法なども含めてご紹介できればと考えております！！
無理矢理でも自信を持つ
メンタルの重要性
試験に向けて｢自信をしっかりと持てるか｣が重要だと思っています。もっと具体的に言えば、自分の勉強したエリアについて、｢しっかりと読み切って情報を頭に入れてある｣という自信です。
（この際に、その理解の程度や情報量の精度はもうどうでもいいです。完璧に頭に入っている人なんて、受験生に一人としていないので。）
本番には、今までの予備校の答練とは違った内容の答練が多数出題されます。
それらの多くは、重要論点として皆様が既に勉強しているような内容なのにも関わらず、多くの方が、形式が違うからという理由だけで一回読んだだけでは頭に入らないという自体に陥いりがちです。
ここまでは仕方ありません。資格受験者の誰しもが通る道です。しかし、このときに、落ち着いて読み直せるか、はたまた、どうせできないやと投げやりになってパニックに陥ってしまうのか、それが本番で良い結果を残せる人とそうでない人の違いです。
この大きな差は、自分に対する自信なのだと思います。
｢重要論点はしっかりカバーしたのだから、もう一回しっかりと読めばちゃんと情報拾えて答えに近づけるはず。｣と思えれば勝ちです！
おすすめの勉強法
おすすめの勉強法は、付箋を使いながら、テキスト+問題集の読み込みを周回することです。
各教科のテキストをとりあえず隅々まで一周読む。
①苦手な箇所や②直前にもう一周読みたい箇所にのみ付箋を貼る
これを続け、周回ごとに付箋を減らしていく
毎回のテキストの読み込みの中、そして付箋を外すごとに、これが最後だという危機意識も持って読むことにも繋がります。
直前にあまり手を広げすぎない
直前期にテキストを読み進めたり、知らない問題を見かけるたびに、本当にこれで受かるのかな？もっとやった方がいいかな？と、勉強がしたくなるものです。
程度の問題ではありますが、直前期までに手を付けられなかった範囲について、無闇矢鱈に手を出すことには注意をしたほうがいいと言うのが私の考えです。こから手を広げても本試験までに完全に習得できるとは限りませんし、こういった時期に広げる範囲は、多くの場合に重要性の低い論点だったりします。
気になった内容が、勉強されている内容を深く理解することにつながるものなのであれば、この時期に新たに学習されることも否定しませんが、そうでない場合には、あまりおすすめしません。
適度に運動しよう
私は、実は論文式試験前の直前に体調を崩しました。詳細は下記記事を御覧ください。
健康維持という意味でも、頭のリフレッシュという意味でも、やっぱり健康は大事です。直前期に学習にラストスパートをかけて色々と詰め込みたくなる気持ちもわかりますが、人間が一日で頭に詰め込める量には限界があり、集中力もまともに持っていない場合が多いというのは知っておくべきです。
集中できる時間は、いつもより頑張って追い込みをかけて頑張る。寝る前やお昼の時間には、少し意識して散歩や運動をしてみるというのを意識して続けられると良いなと、振り返って思います。
おわりに
いかがだったでしょうか。今回は、直前期に意識していたことについて、書かせていただきました。難しい時期ですが、受験生みんな同じように苦しんでいます。
如何に本番で力を無理なく出し切れる状況に繋げられるかを第一に、ご自身の思う一番良い方法で、残りの数週間を走り抜けてもらえればなと思います。
長くなりましたが、以上が【直前期の勉強で意識すべきは｢自信｣】についての概要となります。
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引き続き、公認会計士に関する役立つ情報を発信していきます。
※短答式試験・論文式試験、終了考査の詳細や各科目の勉強法については、下記で解説しておりますので、是非ご覧ください！！
SHIRAKI 【公認会計士】
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