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君たちはどう生きるかを見た

休日、映画を見に行った。

ジブリの最新作「君たちはどう生きるか」
ジブリは特別大好きなわけではないが、ほぼ全作品見ている。それも何度も。

大好きじゃないのに見ているってすごいな。そんなことを思いながら、9番スクリーンに入場した。

ー感想ー

物語の意味がわからなかった。この映画を見に行った人は映画館退場後、同行者とかなりの確率で喫茶店に向かうだろう。

映画のポスターにデカデカ配置されているアオサギは、重要なキャラクターかと思っていたら全くそんなことはなかった。

というかすごく気持ち悪い生き物ですらあった。アオサギがいなくても成り立つストーリーにムズムズしてしまった。

終始何かの比喩で表現されていることはわかったが、それがなんなのかわからなかったし、設定もはっきりしなかった。

もちろん絵は美しいし、キャラクターもキモ可愛い。ジブリ独特の世界観は引き込まれるものがあった。しかし、少なくとも私には伝わらなかった。

帰って考察を見ると安心した。
誰もあの物語を理解していなかった。しかし、そのわからない余白を楽しむのがファンの間では正解らしいということはわかった。

宮崎駿の、ましてやジブリのファンでもない私が感じられることが少なかったのは必然だろう。

教養が必要な娯楽は多いし、深いことが多い。勉強になった。


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