仙腸関節障害の治療

仙腸関節障害の治療としては、まず仙腸関節障害のズレを正すために徒手整復を行います。仙骨に対して腸骨を押し込みながら外側に開くように力を入れて整復します。ズレている人ほどこの整復操作を痛がります。整復されると今まで出来なかった股関節の外旋の動きがスムーズにできるようになります。この整復されて仙腸関節がはまり込んだ状態を維持するためにサポーターを装着します。整復操作のみで痛みがまだ残存する場合には仙腸関節の後方靭帯にステロイド(強い炎症を抑える薬剤)を局麻剤とともに注射します。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?