今日もaudible: ところでaudible ukって何?
内容は2023年2月時点の情報です。
この記事を読んでみようという方の中には、
1 すでに日本版のaudibleの会員である
2 audibleに興味はあるが詳しくは知らない
という方々が多いのではないかと勝手に想像しています。
私が入っているのは日本版 audible ではなく audible uk です。ですからこの記事では audible uk について詳しくお伝えします。
ちょっとだけ日本版 audible との比較も入れています。
audible uk のサイトを覗いてみよう!
日本からアクセスしようとすると、audible uk にいくつもりでも最初は日本版 audible のサイトが出てきます。数年前からこうなりました。
この段階であきらめないでください。
パソコンの場合、ページ左上部にある「お住まいの国のAudibleサイト(Audible.co.jp)に移動しました。お探しのページへはここをクリック⇒audible.co.uk へ」をクリックすると audible uk のサイトにたどりつきます。
下記で試してみましょう。
月会費は7.99ポンドから
audible uk では どんな長さの作品でも1 credit で購入できます。
私はひと月7.99ポンドで 1 credit を得る会員です。為替レートに寄りますが、ひと月1200円から1400円くらいです。14.99ポンドですとひと月 に2 credits です。
(2024年1月28日加筆
円安で現在は 1 credit 1500円前後です。)
たとえ通常価格50ポンドの作品でも、会員であれば 1 credit で購入できます。おそらくこの点が、聴き放題が基本になった現在の日本版と大きく異なると思います。
いま念のため確認で audible uk のサイトを見ていたら、年払いプランがありました。12 credits で1年69.99ポンドです。えー!いつできたのでしょう!お得ではありませんか。でも月払いにしていると一時的に休みやすいですし、悩むところです。
ひと月 1 credit 会員 7.99ポンド/月
ひと月 2 credits 会員 14.99ポンド/月
1年 12 credits 会員 69.99ポンド/年
1年 24 credits 会員 109.99/年
(2023年2月13日時点の情報。私は2011年から会員ですが、ひと月の金額は今までずっと同じだと思います。)
こちらをクリックすると上記の数字を audible uk サイトで確認できます。
「audible uk のサイトを覗いてみよう!」のところと同様、クリックして日本版のサイトが出てもあきらめず、パソコンの場合、ページ左上部にある「お住まいの国のAudibleサイト(Audible.co.jp)に移動しました。お探しのページへはここをクリック⇒audible.co.uk へ」をクリックしましょう。
Plus Catalogue に入っているものは聴き放題
audible uk の場合の聴き放題は、 Plus Catalogue に入っているものが対象です。included と書いてあるのが目印です。
会員なら聴き放題です。どんどん数が増えています。
つまり、7.99ポンドの会員の場合、ひと月7.99ポンド支払うと、1 credit と Plus Catalogue へのアクセス権が手に入るということです。
ずっと Plus Catalogue に入っているものもありますが、短い期限付きで入っているものもあります。
「え、この俳優さんが読んでくれているのに聴き放題でいいの!」と心躍ることもあります。
逆に、「この人が朗読しているものがずいぶんたくさんあるけど、全部私の耳には無理」というものもあります。
こればかりは個人の好みです。
1 credit を使うか、会員価格で購入するか
ひと月 1 credit では少ないと思うかもしれませんが、聴き終わらなかったり、繰り返し聞いたり、Plus Catalogue のものを聴いたりするので、私の場合つねに4 credits か 5 credits たまっている状態です。
credits を使い切ったが、すぐに購入したい作品がある場合には、会員価格で購入できます。
credits はあるけれど、会員価格が7.99ポンド未満の作品に、たとえば3.99ポンドの作品に 1 credit 使うのは損をする気がするかもしれません。
そんなときには、credit で支払わずに会員価格で購入することも可能です。(でも会員価格で購入したことはありません。credit を消費する方が私には優先事項です。)
カート(Basket)に入れたものの支払いをするときに、デフォルトでは「 1 credit で購入」にチェックマークが入っていますが、そこで会員価格の方にチェックを入れなおすといいでしょう。
2 for 1 Sale
だいたいひと月に1度の割合で、1 credit で2作品購入できる期間が1週間ほどあります。
メールで「 2 for 1 Saleが始まったよ( the 2 for 1 sale is now on!)」とか「今日で 2 for 1 Saleが終わるよ( the 2 for 1 sale ends today!)」とお知らせが来ます。
全作品対象というわけではなく、そのときそのときでセール対象作品は変わります。毎回「500作品以上」とうたっています。
会員になって数年は、そんなに購入しても聴き終わらないと思い、このセールを利用していませんでした。
今は割と利用しています。作品数が絞られるので、対象作品に目を通しながら、知らない作家の作品に触れるのが楽しみになっています。
wish list に入れている作品がセール対象になることもあるので、そんなときには wish list に入れていたものと未知のものの2つを購入できます。
他にも 2.99ポンドセールとかその日の超特価品などがあります。(利用したことはありません。たまっている credits を消化するので忙しいです。)
好みの音声を選ぶ
購入するものを選ぶときには、あらすじを読むのももちろんですが、各作品のサンプル音声で自分の好みの朗読かどうか確認します。
ここが大変重要です。自分の波長と合わないと聴き続けるのがつらいです。
同一タイトルで複数の人の朗読がある場合もたくさんあります。特に古典では10人以上朗読者がいるものも珍しくありません。
私の場合、ある英語表記がどのように音声で表現されるのか確認してみたかったりもするので、同一タイトルで複数購入してあるものがいくつかあります。
返品可能です
サンプルを聴いて音声を確認してから購入しても、やっぱり聴き続けるのが辛い作品というものもあります。
そんなときには返品できます。 1 credit で購入したものは、返品すると 1 credit 戻ってきます。
返品の理由を伝えなくてはならないのでほんの少し面倒ですが、これまでに数回返品しています。理由も正直に「朗読者の読み方が苦手」と伝えてあります。
返品理由は選択肢から選んだのか記述式だったのかは覚えていません。すみません。
あるタイトルが常に購入可能とは限らない
サインインせずにブラウズしていて「これwish listに入れておこう」と思ってサインインすると「ごめんなさい。お客様の地域には販売できないのです」というようなメッセージが出たことが何度もあります。
また、購入可能だったタイトルがある時期を過ぎると購入できなくなったり、その逆があったりします。wish list に入れていたものが購入不可になったことが何度かあります。
自分が購入した作品がその後購入不可になっても、他のお客様には購入できなくなるだけです。購入済みものは自分のライブラリーに入っているので、ちゃんと聴けます。
ダウンロードできます
1 credit で購入したものでも plus Catalogue 対象作品でも、audible アプリでダウンロードして聴けます。私はつねにそうしています。これで wifi につながっていないときでも聴けます。
聴き終わったら端末から削除してもいいですし、残しておいてもいいです。
さきほど書いたように、購入不可になった作品でも、不可になる前に購入したのであれば自分のライブラリーに入っているので、ダウンロードできます。
私は複数の端末にアプリを入れてあり、別々の作品をダウンロードしています。お風呂用、寝るとき用、持ち歩き用などです。紙の本を読むときにも並行して複数読むので、それと同じです。
同じ作品を複数の端末にダウンロードしておくと、その端末がwifiにつながっているときには、寝るとき用の端末で聴いた続きを翌日持ち歩き用の端末で聴く、ということもできます。
パソコンで audible uk のサイトにいるときには audible プレイヤーで聴けますが、正直あまり使い勝手がよくはありません。ただこちらも、タブレットやスマホなどの audible アプリで聴いていた続きからすぐに聴けます。
日本語作品も購入できます
実はこれは数日前に気づきました。
試しにaudible アプリの検索ウィンドウに漢字で「太宰治」と入れると、日本語作品が出てきたのです。
あわててパソコンを開いて(私にはパソコンの方が楽なので)、いろんな作者や作品名を入れると、どんどん出てくるではありませんか!
そして同じように 1 credit で購入出来たり、Plus Catalogue に入ったりしていたのです。
これで余っている credits を消費できます。
日本版にするか audible uk にするか
日本版サイトができた当時、一瞬会員になるか迷ったのですが、uk 版と日本版の両方の会費を払っても、そんなにたくさん聴いている時間はないと思い、やめました。ですから日本版にある本も audible uk で購入できると知り、うれしく思っています。
ただし、日本版サイトで聴き放題対象作品と audible uk の Plus Catalogue に入っている作品のセレクションが全く同じというわけではありません。
いまこの記事を読んでくださっている方の中には、英語の勉強のために audible の会員になることを検討中の方もいらっしゃると思います。
試しに日本版でHarry Potter and the Philosopher's Stone を検索しました。
風間杜夫さんが朗読している日本語版は聴き放題対象でしたが、Stephen Fry による英語版は3000円以上していました。
会員なら会員価格になるのでしょうが、ひと月1500円払ってさらに3000円ほど払わないと聴けないわけですね。
audible uk ですと風間杜夫さん朗読の日本語版も1 credit、 Stephen Fry 朗読の英語版も 1 credit で購入できます。どちらも Plus Catalogue には入っていません。
Stephen Fry の朗読は本当に素晴らしいのですが、これはまた別の機会にしましょう。
audible uk のサイトはもちろん英語ですが、いまはウェブページ全体を翻訳出来たりもします。
これから audible の会員になることを検討されている方は、日本版だけでなく、audible uk あるいはアメリカ版も選択肢に入れてもいいかもしれません。
長くなりましたが、ここまで私が会員になっている audible uk について述べてきました。ここまで読んでくださったみなさまのお役に立てば幸いです。