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audible uk については下記をご参照ください。
今日もaudible: ところで audible uk って何?
Department Q(特捜部Q)シリーズと1作目については今日もaudible 第9回: Department Q (特捜部Q)Book 1 をご参照ください。
本日は今日もaudible 第10回の続きです。Department Q シリーズの2作目で気になった表現です。
go easy on
Chapter 14からの表現です。
Book 1 からのことなのですが、Assad はたっぷり砂糖の入ったお茶を出すので、Carl は困っています。
そこで go easy on the sugar と Carl は頼んだところ、次のページではこんなミントティーが出てきます。the conversation は Carl と上司の間のものです。
Assad としては 'a little' のつもりのようです。
チュニジアを旅行したときに確かにミントティーに砂糖が入っているのを何度か飲みましたが、ここまでたっぷりではありませんでした...
go easy (on) の定義ですが、OED では下記のとおりです。
Longman はもっとすっきり書いています。
ジーニアス大英和では「[しばしば命令文で]」として1つ目の定義に「〈物・事〉を加減して使え[行え];〈調味料・飲み物など〉をほどほどにしなさい」とあります。例文がわかりやすいです。
それなのに、 go easy on the sugar と頼んだ Carl に Assad が出したのは、ティースプーンが立つのではというくらいに、砂糖が入ってシロップ状になっている ミントティーだったのです。
余談ですが、いわゆる発達障害と言われるものを持つ方々にとって苦手な指示が、今回のようなあいまいなものだとはよく聞きます。個人差はもちろんあると思います。
はっきりと「ティースプーン1杯」とか「2グラム」のように伝えると誤解がなくてわかりやすいというのは、障害のあるなしに関係ありません。
be on to
Chapter 14からの表現です。
今回の事件はそもそもあまりの収穫のなさに自分でも嫌になっていたというのに、いま調査している件から手を引けと上司から言われます。
人からやめろと言われると、逆にやってやろうという気になる、主人公の性格を描写しているところです。
be on to ですが、OED web版では下記のような定義です。
be も on も to も使われる頻度が高い語ですが、このように使うのは初めて見ました。
four months along 妊娠4ヵ月
Chapter 17からの表現です。
「妊娠」と言えば 'pregnant' と覚えましたが、along を使ってこんな風に言えるのですね。
OEDでは下記のように定義されています。形容詞としての定義の7番目のかたまりの中の3番目です。
ジーニアス大英和では along の副詞の3番目の定義のなかに例文がありました。
D and C
こちらも Chapter 17 からです。
聴いていた時「DNCって何?」と思っていたら、本で確認すると D and C でした。やっぱり本を開いてみるものですね。
dilation and curettage とジーニアス英和辞典第5版にはあります。さらにdilation and curettage を同辞典で引くと難しい言葉の後に「妊娠中絶手術」とありました。
まだいくつかメモしておいた表現があるのですが、ここまでにしておきます。