今日もaudible 第16回: Lessons in Chemistry by Bonnie Garmus
audible uk の会員ですが、リンクは日本版のaudibleにしました。
audible uk については下記をご参照ください。
今日もaudible: ところで audible uk って何?
第14回でこの本を取り上げたときには Game, set, match. のみで英語表現が終わってしまったので、こちらに追加で書きます。
本文からの引用は私の耳で聴き取ったものです。
take in
take in は様々に使われます。
Chapter 17からの今回の場面は、Zottの元同僚が、朝早くから資料の解釈で助けを求めてきたところです。
産後のZottがまだ時間にも心にも体力的にも余裕がないのを上記のように見て取りながらも、Zottの迷惑も顧みず、家の中に入り込み懇願します。この人物は研究者として無能です。
この人がちょっとした出産祝いを持参したので、それまで誰からもそんなことをされていなかったZottは、情に流されうかつにも応対してしまい、さらに睡眠時間が削られてしまいました。
take in の定義ですが、ウェブ版ロングマン現代英英辞典の3番目が当てはまるでしょう。
3 take something ↔ in to understand and remember new facts and information 類義語 absorb
手元にあるジーニアス大英和の電子辞書では他動詞としての4番目の定義に「…にひと目で気づく、…を見て取る(perceive)」とありました。
the daughter of a serial wife
serial killer 連続殺人鬼はミステリーにはお約束ですね。
その serial が wife とくっついて使われていて面白いと思いました。Zottの母親は何度か結婚、離婚を繰り返しているのです。そのような母親の娘、ということです。Chapter 6 で出てきました。
どこかにこの使い方、つまり killer のような言葉以外を修飾している定義がないかと探して、Cambridge Dictionaryウェブ版で見つけました。
used to describe someone who does something several times:
A serial litigant earned thousands of pounds by claiming ageism.
他にもメモした表現があるのですが、違うことを書きたくなったので、ここでいったん終了します。