多摩川の生き物とヒト その104 水系 日野市万願寺付近 23/4/28
レンリソウが気になり、日野市万願寺付近の堤防へ出かける。ニセアカシア、ノイバラが咲き、すっかり、初夏の気配。立日橋を右岸へ転線。
日野橋から先の堤防や河川敷は紫色に染まっている。ナヨクサフジである。石田大橋を過ぎ、レンリソウやツリガネニンジンなどが大きくなっているかと期待したが、見事に草刈りされ、なにも生えていない平らな状態になっていた。
四角く囲まれた(保護区?)所が草刈りを免れていた。そこにレンリソウやスズメノエンドウなどが残っていた。残っていたレンリソウがきれいに咲いていた。
上流から2番目の保護区を越えた所にある池を見下ろす。キショウブが咲き、水も美しい。堤防の端も草刈りを免れ、アマドコロやツリガネニンジンなどがあった。
根川を超え、浅川に出る。ここでも、ナヨクフジがよく咲いていた。定点観察地の地面には、広がって、小さな白い花が咲かせている草があった。観察会で「ノミノツヅリンゴで、最後の言葉が五なので、(花弁)五枚。ノミノフスマンジュウで、同じく十枚。(本当は花弁の数はどちらも同じだが、フスマは花弁が切れ込んでいるので、十枚に見える。)」という数え歌を教えていただいた。この数え歌を基にすると、花弁が五枚だったのでノミノツヅリであった。
さわやわかに戻った。
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