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多摩川の生き物とヒト その39 久しぶりのすずらん荘  大菩薩  22/08/16

長年、モモを買っている農家があり、山梨へ向かう。甲州街道を下り、甲斐大和駅(旧初鹿野はじかの)手前を曲がり、すずらん荘へ向かう。         途中でエビガライチゴが実がつき、夢中で美味しくいただいた。フシグロセンノウやマルバダケブキやイヌトウバナなどが咲き、夏の気配。イケマやヨツバヒヨドリが咲き、舞台は整っているので、アサギマダラはたくさんいるかと思った。しかし、車の前を横切った一匹だけだった。       昔,多摩川の自然を守る会の観察会で、訪れた時、アサギマダラが出て、珍しいと言って最初、見ていたが、何十羽と出てきて飽きてしまったことを思い出した。

フシグロセンノウ 本当にオレンジがきれいな花
マルバダケブキ 大型の立派な花
イヌトウバナ 花の形からシソ科とわかる
ダイコンソウ 5弁花によりバラ科 アブラナ科ではない

すずらん荘に寄り、ジャムを買おうと思ったが、すでに売り切れだった。荘と言ってもペンションでベットである。某学校の合宿ではいつもは蚕棚の狭い布団だったのが、珍しくベット付きの合宿となり、ぜいたくであった。また、宿の主人が虫好きのため、集めた標本館があり、大きいライトトラップもあり、虫屋が喜ぶ宿である。
上日川ダムでは植えたコマクサが見つからず、小さなロゼットだけだった。大菩薩峠を超え、モモの農家へ。美味しいモモやネクタリンがあった。高齢化などのため、手入れが大変だということをお聞きした。帰りは国道が一部不通のため、迂回して帰宅した。

シデシャジン 変わった花 キキョウの仲間
ツノハシバミ ヘーゼルナッツの仲間 角みたいな実はおいしい
ナンバンハコベ 実が裂けない 
ナンバンハコベ 変わった花 5弁花で先が分かれるなど、ナデシコ科 
イケマ キジョウランなどをアサギマダラは食べる

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