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多摩川の生き物とヒト その231 水系 稲城大橋付近の工事の下見  ‘24/7/5

稲城大橋近くで工事が行われるという事で下見に行く。暑いが、追い風に乗り、ペダルが軽く、スピードが出る。
府中市押立付近のサイクリング道路から稲城大橋へ回りこむ。橋の上流側を渡る。橋の上から見ると、元礫間浄化施設は草の中。親水公園から流れてきた水でワンドが出来ている。上からイワツバメの白い腰、そしてカワセミのブルーが見える贅沢な光景。

稲城大橋から上流側を見る。堤防上に伸びる道路は自転車用。
今は昔。下水を微生物で処理しようとした石の間を通す礫間接触酸化施設は草むらの中。
上流の多摩川親水公園から流れてきた水でワンドが出来ている。
流れは稲城市の方へ回りこむ。
稲城市の方から、また、府中市の方へ。

橋下の多摩沿線道路を横断しようとしたが、堤防への階段はあるが、横断歩道は無い。車は多いので、危ない。多摩川近くの稲城の子ども達は多摩川に出られないというのも分かる。道路が通る川崎付近でも事情は同じ。信号機付きの横断歩道を作る必要がある。
橋の下に自転車を止め、工事予定地へ。この辺はカワラハハコが見つかった所。何かあるのではないかと期待する。
川原にでる。ナンテンハギの大きな株があり、さらに川辺へと進んでいく。ツルヨシなどがあり、歩きずらい。石ころだらけの川原に出ると、カワラケツメイがあった。このような荒れ地を好むようだ。少し歩くと、砂地があり、ここにもあった。さらに行くと、以前の洪水の影響なのか、砂利が川の方へ向かって堆積している所があった。端の方で、崖崩れになっている所でも生えていた。目が慣れてきた。

稲城大橋直下に広がる川原。
橋付近から広がる川原。
川原付近にあったナンテンハギ。
川辺近くにあったカワラケツメイ。
このような石ころが多い川原に多く生える。
対岸は北多摩一号水再生センターからの処理水。
さらに、川辺から河川敷内部へと河原が広がる。
砂地にもケツメイが生えている。
途中でオギ原が広がる。
その下流にはまた、川原。
河川敷にはヤナギが生えている。
河川敷の一部には崩れた所がある。このような不安定な所を好む。
洪水が起きず、安定してくると、川原にも他の草が生えてくる。
橋の上流側。ここに移植すればよいと考えた。

さらにオギ原を抜けると川原が広がっていて、ここにも、ケツメイが生息していた。予定地を横断する形で戻ると、河川敷の川原の端が崖のようになっている所があった。やはり、ケツメイがあった。他の草が生えずらい荒れ地などにケツメイが生えてくるのだろう。
カワラニガナなどを期待したが、無かった。移植や表層土の保全をお願いするつもりである。
左岸を走り、是政橋から転線し、左岸へ。府中のレンリソウ保護区付近に生えているカワラナデシコはきれいの一言。草刈りにした所も小さいが、ピンクの花が堤防の上から見えている。保護区と大きさの比較や状態などを見たいので、また、訪れたい。

稲城大橋には日が当たる方にはドバトはいなかった。日を避け、木陰ならぬ橋陰で休むドバト。
府中市郷土の森付近のレンリソウ保護区。レンリソウが終わると、ノカンゾウなどが咲きだす。
堤防の上から何やら白い花が。近づくと、カワラナデシコだった。
美しいカワラナデシコ。桃色の原点。
ノカンゾウ。
ヤブカンゾウ。立川の緑地公園で。
明るいと、黄色い色は飛んでしまう。

梅雨のため、久しぶりに70km走ったので、走っている時や夜中に足がつってしまった。

羽村市の水飲み場跡で。ゴミが広がっているが、大切な藻がある。
黄色い膜が出来ればいいが。

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