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多摩川の生き物とヒト 水系 その71 定例観察会風 福生、永田橋22/12/11 

12月の定例観察会風。参加者7名。福生駅から永田橋へ。橋のたもとに通称三画地帯と呼ばれている地帯がある。ここは誰かがカワラノギクを播種して花壇になっている。今年も雑草がよく茂る中でよく咲いていた。護岸の斜面にも1株あった。来年(2023年)、洪水が来た時、種子が運ばれないかと期待する。
橋を渡るとき、イタチが現れた。中洲から川岸へ移動していった。まさか、上から見られているとは思わなかっただろう。

非常にわかりずらいが、カワラノギクが斜面に生えている。
スイカズラの実。良く、実っていた。食べたが、おいしくはなかった。
スイカズラ。冬になっていても、葉はまだ、着けている。

山も前日、雨が降ったので武甲や大岳などの山々がよく見えている。橋を渡り、住宅街から川へ降りる。河川敷にある丘陵からの小川を誰かが作った橋で渡り、河原に出る。カワラノギクの花はすでに終わったが、種子はできていた。
河原には明治大学のk先生がいらっしゃていて、25日に行われる高校生対象の講座の準備とテストをしていた。ノギクの種子がどのくらい飛んでいるのかを、マットを敷き、携帯の掃除機で吸い取るもの。野外に限らず、研究は目的によって装置を工夫することが多い。このように、高校生達も装置や観察道具を工夫する面白さを是非、味わってほしい。昨年、D工区ではセイタカアワダチソウかと見間違うばかりに大きく育っていたが、通常の可憐な姿に戻っていた。

アシ原にできた謎の穴。
ツルマメ。ダイズの祖先だが、はじけ飛ぶで、穀物としては不向き。
セイヨウハコヤナギ。いわゆるポプラなどと呼ばれる。。どこから、種子や枝が流れてきたと思う。
福生、永田地区。ここにノギクが生えている。
カマキリの卵嚢。

橋からまた、駅へ戻り、喫茶店アヌーヘ。ここも来年(2023年)3月の再開発されるそうで、店仕舞いをするそうである。来年、どこで忘年会をしようかと思う。来年度の計画などを話し合い、一年を締めくくった。
野鳥、動物 イタチ アオサギ  コサギ  カワウ
植物 ヘクソカズラの実  シカズラの実  
スズメガ (ヘクソカズラについていた)

ヘクソカズラの実。
ヘクソカズラについていたスズメガ 
waiwaiさんの指摘により、ホシホウジャクとわかりました。褐色型です。こんな臭い葉や実を食べるのです。タデを食べるのも好き好きです。

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