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多摩川の生き物とヒト その214 水系 レンリソウを捜しに         秋川合流点付近へ     ‘24/4/13

妻の気分転換を兼ねて八王子市高月付近の秋川合流点に向かう。このあたりはNHK番組「ダーウィンが来た!」で、多摩川トライアングルとして紹介されている自然が豊かな所でもある。

多摩川から秋川に向かう堤防で。野草が生え、良い感じ。
レンリソウ。レンリは連理と書き、小葉の様子を男女の関係に見立てたもの。
オトコヨモギ。実が小さく、雌花が無いと考えたので、オトコのみ。
スミレか。ただし、色は濃い。

高月集会所前を通り、田んぼの中の農道へ。高月浄水場横を通る。途中の池にはカモ達がいない。もう、シベリアなどへ帰ったのか。
ミツバチの巣箱の周りをハチたちが飛び交っている。巣箱を過ぎてから車を停める。多摩川の堤防に出る。
近年、護岸工事をした所は時の経過とともに土に埋まってきているが、まだ、白いブロックが顔を出している。上流へと遡る。
堤防に別の道路が合わさる付近でレンリソウが生えていて、小葉を伸ばしていた。花を捜しながら歩くと、カスマグサに出会った。なるほど、花の色が薄紫で、赤と白の中間で、葉の大きさもカラスノエンドウよりも小さく、スズメノエンドウと比べると大きい。カラスとスズメの中間でカスマになっている事に感心する。まだ、レンリソウは花を着けていなかった。

ワレモコウ。香りがある我の木香から来ている。
カスマグサ。花は赤紫。実は4個。文字通り、カラスノエンドウとスズメノエンドウの間。
ハタザオ。文字通り、旗竿
ヘビイチゴ。ヘビが食べるイチゴから。
ケキツネノボタン。これはキンポウゲ科。
ボタンに似ているが、ボタンではない。キツネに騙されたようだから。毛が多い、キツネノボタンから。

昼食後、堤防下を歩き、引き返す。途中で、ワレモコウアキカラマツ、命名がうまいハタザオなどがあった。
再び来て、花を楽しみにしたいと思う。
帰りはいろいろと遺稿集の準備などの買い物をし、戻った。

近くの田んぼにはレンゲが植えられていた。
アケビが巻き付いたオニグルミ
雄花と雌花が別々に咲く、オニグルミ。

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