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多摩川の生き物とヒト その220 水系 娘と一緒に秋川合流点へ   24/5/04

娘が里帰り出産のため、一時帰宅した。まさか、一時的にしろ巣立った娘が戻ってきて生活するとは思わなかった。
気分転換などのため、妻を含めて親子で秋川合流点へ。高月集会所を過ぎ、高月浄水場から養蜂場前へ。二人分と増えた体に気を使いながら、堤防へ。そのまま、右岸の今は空の水路を見つつ、川を遡っていく。左手から農道が合流する所がレンリソウの群生地だった。

 秋川から取り入れた水がそれぞれの田んぼへと分かれていく。
緑豊かな丘陵を背景に近くでは何かを燃やしていた。
秋川の合流点付近で、ケヤキなどが生えている所。
娘と一緒。楽しい一日。

レンリソウの濃い紫色が点在していて、スィートピーみたいな大柄な花を着けている。ヤマグワが生えている所を過ぎると、もう生えていなかった。
用水路の傍を通り、花や野鳥などの話をしながら、秋川からの堤防の道が曲がり、その先の奥まっている所まで来た。ここは大きなエノキケヤキが生えていて、一里塚みたいな所。ここで昼食。
暑いが、風も吹き、夏みたいに蒸し暑くなく、カラッとしていてさわやか。すでに、エノキにハンモックを渡し、心地よく、昼寝をしている人もいた。丘陵を見ながら、火事みたいな煙が出ているなど、四方山話に花が咲く。

堤防に生えていたアマドコロ
タツナミソウも生えていた。波のように見える事から。
護岸工事から外れている堤防にはハタザオなどの草花が多い。

寄る所もあるので、また来た道を戻る。用水路をのぞいたり、レンリソウの手前で堤防の下を進む。時折、ヤブカンゾウの中にアマドコロやタツナミソウなどが混じっている。田んぼにまだ残っているレンゲを見ながら元に戻った。
帰りはシャトレ―ゼに寄り、アイスの鯛焼きを食べたり、イチジク入りのパンを買ったりと、娘との一日を大いに楽しんだ。

堤防から見た左岸。対岸は福生市熊川団地。川原は大雨の時に水路になる。
堤防は舗装もされていないので、ゆっくりと歩ける。訪れたのが連休だったが、静かだった。

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