多摩川の生き物とヒト その99 水系 海沢へ 23/4/4
季節がよくなり、花々がどうなっているかを知りたくて奥多摩の海沢
(うなざわ)を訪れた。
トンネルの先にゲートがあった。ゲートには鍵がなく、開ければ、通れる。自己責任で通れと言う事だろう。林道はガードレールもなく、落ちた時など、責任を問われるのを回避するためだろう。
所どころでピンクのトウゴクミツバツツジが出迎えている。海沢園地に着く。大楢峠へと続くこの林道は昨年(2022年)の大雨により、崩れた。そのため、現在、災害復旧中で通行止め。
入り口にあるサワグルミはやっと芽吹き始めていた。それ以外のヨゴレネコノメ、ハナネコノメ、ハシリドコロ、コチャメルソウなどが咲き、イワタバコが葉を伸ばし、春の気配。カツラ、チドリノキなどが芽吹き、ようやく、春になったと思う。
帰りにカモシカと出会った。まだ、小さく、子供だった。カンスゲの葉が切れていたのも、彼らが食べたのかもしれない。