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多摩川の生き物とヒト 多摩川水系  その26 羽村周辺   22/06/23 

工事の下見のため、羽村堰付近から下る。途中の羽村大橋付近でノカンゾウが咲いていた。草刈りがまだで、草が茂っていたので、尾瀬などの草原のようであった。

旬のノカンゾウ

エンゲラー分類からAPG分類へと変わり、ユリ科も7つの科に分かれた。ノカンゾウは分類が大きく変わった種である。ユリ科からススノキ科へ、さらに2016年からアロエなどと同じツルボラン科となった。アロエとノカンゾウは形態では花ぐらいしか似ていないが、DNAでは似ている。原生動物という分類が変わって、エスクカヴァータという分類に変わったように。アセスメントなどではススキノ科と書いてあると、ユリ科と間違えていると指摘してしまう。こちらもよく調べないと間違いを起こす。

ノカンゾウの中でも、色が濃いもの。

途中の福生のカニ坂公園ではホタルノブクロが咲いていた。初夏の様子であった。

ぶれたネジバナ。エビネやコチョウランと同じラン科。


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