多摩川の生き物とヒト その108 水系 聖蹟桜ヶ丘 5月自然観察会の 下見 23/05/5
5月の観察会の下見のため、聖蹟桜ヶ丘へ。G・w中の休みで、休日に多摩川がどんなふうに利用されているのかも見たくて出かけた。
立川あたりでニセアカシアの花がサイクリング道路に散り、道は花吹雪。立日橋で右岸へと渡り、石田へ。
レンリソウの保護区では、レンリソウがきれいに咲いていた、ヤセウツボもレンリソウの根元に群生していた。ムラサキツメクサやシロツメクサなどからこの草へ相手を変えているかもしれない。
土手や河川敷はナヨクフジで真っ青。浅川をぐるりと回り、さらに程久保川を渡る。聖蹟桜ヶ丘駅前へ一度行き、歩く道を確かめる。京王線を超えると中洲では運んだ砂利を均している最中。古い関戸橋を壊して新しく片側2車線の大きな橋を造るもの。新しい橋脚はできていた。この工事のため、川べりへ出られずイライラする。
工事中の関戸橋を越え、小段を見るとオオキンケイギクが咲いていた。周りにはカワラナデシコ、カワラサイコなどがあり、良い気分に変わる。工事などのストレスから紛らわしてくれる。
大栗川合流点付近も新しく堰を造る工事を行っていた。休日にも拘らず、工事をしているのは工期が切迫しているせいなのだろうか。堰を造ったり、さらに護岸を造る工事はあと2~3年続く。ここまで見届ける必要がある。
帰りは追い風に乗っているが、スピードは出なかった。堤防上は多くの自転車がいた。タイムを競っているような走るだけを楽しむ人もいた。八高線下の中神公園の駐車場は満杯で、多摩川中央公園では凧揚げも行われていた。