多摩川の生き物とヒト その243 水系 日野石田 鳴く虫を聞く会の 下見 24/08/24
赤子がいるとなかなか予定通りにはいかない。若い頃、自分の娘の時にはイラ立ったりもしたが、今が仕方がないと思い、諦める。歳のせいか。
日野石田で行われる多摩川自然観察会の下見に行く。追い風ではないが、横風が強い。立日橋を渡るが、眼下の中洲などに生えていた草はなぎ倒されていた。
日野橋をくぐり、土手に上がるが、土手の周囲は草がおい茂り、良い感じ。中央道、石田大橋をくぐるが、カワラナデシコはやはり、無かった。嫌な予感がする。
クララの実は黒くなっていて、カラスノエンドウを3まわり大きくした感じ。ツリガネニンジン、ツルボが咲き、秋の気配。
堤防の終端に行くが、新しくできた根川を渡る防災用の橋付近では早くも、次の工事を開始したみたいで、樹々の伐採が行われていた。
根川を渡り、浅川に通じる道も通行止めになり、根川を渡れなくなっていた。
終端から河川敷へ降りるが、踏み跡はあまりなかった。おそらく、工事により人の出入りが出来なくなったので、人が立ち入りしなくなったためだろう。オギ原の中を道らしき道を通るが、ヤブがひどい。押している自転車もクズやヤブカラシに絡まり、急停車。しかも、自転車で走っているので、短パン、半そで。蚊よけのスプレーはしたが、蚊ではなく、ヤブの草達の餌食。ススキやクズなどで、後で風呂で見たら、脛に傷は持っていないが、脛などが何か所も切れて出血。
川辺に近い所から木々の間を抜け、広場へと通じる道を探したが、なかなか見つからない。よりも、無くなっていた。
仕方なく、元へ戻り、堤防上へ。観察会では昔、恒例のヤブコギだったが、高齢化により、踏み分けて行く事が困難であり、終端から降りる道もないので、今回は堤防の終端から河川敷に入って行くことを諦める。
ワンドや大きくなっているシンジュの樹々を見ながら河川敷に入れる道を探す。根川の看板がある所から河川敷に入れる所が見つかり、堤防を下る。以前通った事のある所で、ゴキブリが歩いていたエノキやきれいなヤブランが咲いている広場に出た。
少し歩くと、大きな広場に出た。ここは勝手にラジコン基地にされた所でもある。また、昨年(2023年)休んだ所でもあった。ピンクの十字架みたいな花がきれいなオオフタバムグラが群生し、所々にカワラサイコやカワラヨモギがある。さらにカワラヨモギが群生していた下流の広場へ行こうとしたが、またしてもヤブに覆われ、踏み跡もなく、ここも断念。今年は特に草が繁茂しているみたい。
カワラナデシコがある川原にも出ようとしたが、ヤナギが群生している所に出てしまった。戻り、オオクサキビなどが生えている原っぱを抜けたら、小さな広場に出て、さらに道沿いに進むと、石田大橋付近近くに戻った。
今年はヤブが特にひどいので、鳴く虫を聞く会はヒメシオン、ツリガネニンジン、ハイメドハギなどを見た後、戻り、根川の看板あたりから河川敷に入り、マツムシなどを探したい。クズもあるのでカンタンもいると思う。当日、何時もの雷雨が来ないことを願いながら、途中のスーパーで牛乳を買った。
この何本もある牛乳で重い荷物を背負って帰った。