予想外だった南天の木の株分け作業
庭には白い南天の木があります。
たぶん、じいちゃんが植えたものだと思います。
南天は「難を転じて福となす」という意味の語呂合わせで、縁起が良いとされています。
うちの母は、私が小さい頃、南天を切ってブローチにして、私の胸につけてくれていたそうです。
病気にならないようにと願って。
残念ながら私は子どもの頃から病気がちでしたが。
その白い南天の木はかなり大きくなっています。
別の場所に植え替えたいと思い立ちました。
インターネットを見ると、南天の根っこは比較的浅いとの記述があり、株分けも、のこぎりで切れば簡単だと書いてありました。
そこで挑戦してみることに。
仕事が休みだった日に株分けに取り組みました。
しかし実際にやってみると、めちゃくちゃ大変でした。
根っこは思ったより深く伸びており、庭の一角という場所柄もあって小石が多くスコップが入りにくかったのです。
掘るだけで何時間かかったかな。
結局、きれいに掘れなくて、かなり根っこを切ってしまいました。
株分けの作業も大変でした。
のこぎりで切るけれど、生木だから、切りにくいです。
特に、根っこの部分が切りにくい。
そこに土がついているから、なおさら切りにくいんです。
これもどのくらいかかったか分からないです。
やむを得ず倉庫からナタとハンマーを取り出しました。
切る部分にナタを当てて、ハンマーでナタの頭を叩いて切っていきました。
のこぎりよりは早く切れましたが、これも大変な作業でした。
どのくらい時間がかかったかな。
体力を使い果たしてしまいましたが、何とか3つに株分けすることができました。
今日は、力尽きてしまいました。
植え替える余力はないので、大きめのバケツに風呂の残り湯を入れ、そこに南天の木を入れてあります。
数日後に植え替え場所を決めようと考えています。
今日はクタクタ。きっとよく眠れるさ。