Linuc102メモ⑫オープンソースの概念とライセンス
ソフトウェアと著作権
著作権は、知的財産権の一つであり、著作者が作り出した作品の利用を制限する権利
著作財産権=著作物を使って利益を得る権利
著作者人格権=著作物が著作者のものであるとする権利
著作権は特許のように申請不要
オープンソース
公開されたソースコードをもとに開発を進めていくスタイルをオープンソースと呼ぶ。
オープンソフトウェア=オープンソースで開発されたソフトウェア
フリーソフトウェア=無料で利用できるソフトウェア
オープンソフトウェアとフリーソフトウェアをまとめてFOSS(Free Open Source Software)またはFLOSSとよぶ。
オープンソースのライセンス
ソフトウェアインストールする際に、ライセンス同意を求められる
オープンソースソフトウェアのライセンスは、ソフトウェアの再配布や改変といった使用許諾にかかわる条件が記載されている。
オープンソースを推進している組織OSIでは、オープンソースを定義している。
ソフトウェアを自由に販売したり無償で配布したりできること
ソースコードを入手できること
ソフトウェアに手を加えたり派生ソフトウェアを作ることが出来ること
<以下略>
コピーレフト
著作物利用やコピー・再配布、改変を制限しない
派生物(著作物を改変したもの)についても利用者やコピー・再配布、改変を制限しない
コピー・再配布の際はソースコードなどをすべての情報を入手可能
同じライセンスを著作物およびは生物にも適用し、明記する
準コピーレフト型、非コピーレフト型など条件の緩いものも存在する
オープンソースライセンスの種類
GPL コピーレフト
AGPL コピーレフト
ネットワーク越しのソフトウェアの利用でも、利用者はソースコードの開示を要求できるLGPL 準コピーレフト
MPL 準コピーレフト
BSD License 非コピーレフト
MIT License 非コピーレフト
Apache License 非コピーレフト