
【DTM】「Metal,Hardcoreサウンドが簡単に作れるプラグイン・エフェクト使ってオンオフ聴き比べた結果wwwww」◎EQレシピ解説付き
はい。
今回の記事では日頃Mixingに悩まされているあなたに、材料さえあれば簡単に真似ができ、かつコストを抑えつつそれなりのDemoを作る事が出来るレシピをお届けします。
タイトルにある通り、プラグインがどういった作用をしているか実際に耳で確認する事もできますのでどうかお付き合いください。
尚、前回記載した"Mixing作業工程"を踏まえた上でのお話となりますので、まだ読まれていない方はサラッとでいいので↓の記事に目を通していただきますと幸いです。
ということで先ずは↓をご覧ください。
サンプルカバー音源(打ち込み)
同動画がX(筆者)の呟きでも確認出来ます。
🥁キルスウィッチの打ち込みカバー!
— なかのん@叙情おじたん (@aktsofthesky) September 9, 2024
🎧Mixingによる音の変化をご覧ください!音量差は極力ないようLUFS調整しています。
📒noteにて無料EQレシピや解説をします。#DTM #mix師さんと繋がりたい pic.twitter.com/Dc0uhwixmD
動画の流れとしては↓番号を順繰りに回しています。
音量差を極力感じぬよう-11 LUFS付近で統一し、各2mixを同様の設定でリミッター,マキシマイザーをかけてあります。
Vuメーターを確認しながら各楽器のバランス調整。
レゾナンスを抑えるPlugin(Soothe2等)を各トラックのバスに適用。
CPU自信ニキはトラック毎でもいいです。無償配布されているEQ+Comp(後述でレシピ解説)で必要だと感じた部分を補正。
3.の処理をChannel Strip PluginでEQのポイントは↑とほぼそのまま、Compも併せてさらにアグレッシヴに行ったVer. PAさんやレコスタでエンジニアの方がよくいじってる実機のやつをモデリングしたPluginですね。
1.はなんだかバンドでスタジオ入ってる時によくなる感じですよね。大音量だったらまぁいっか!になってしまうやつ。
2.はうるさすぎたベースが収まってくれたし各楽器が少し見えてきます。
3.全体的にクリアになりましたが少々削られすぎた感と、安っぽさがあるのでもう少しパンチが欲しいですかね。
4.うん、合格♠
使用した音源,Plugin
Drums : Hertz Drums Plugin ~ Hertz Drums2
Guitar : Archetype: Nolly X
Bass : STL Tones こちらは以前DLした際に無料Packにてアンペグのモデルがあったのでそちらを使用しています。現在でも可能かは確認できておりません。尚、執筆時時点(2024:9/10)でAmplitube が有料のアンペグモデルを無償配布していたのでそちらでもよいかと思います。
Bass Over Drive(無料) : TSE BOD v3.0.0
Comp(無料) : MCompressor
サチュレーション(無料) : T-Saturator: Free Saturation Plugin
Limiter & Maximizer : Ozone 11 - iZotope Japan
各種プリセット、EQレシピについて
無料コンプレッサーに関しては挿しているトラック全てが今回同じ設定になっています。ここの調整がかなり肝なので、作り込む時はしっかりソースに対して向き合いましょう。
EQについては上げ幅下げ幅共に真似しやすいよう、大まかな数値にしているのでご自身の環境で適時調整してみてください。
Channel Strip系でも動かす周波数が固定のものがあったりするので(APIとか)それに倣って行うのも一つの手です。
上げるときは見た目で恐れず、下げるときは慎重にするのが経験上しっくりきています。
Drums
Hertz Drums2を立ち上げてマルチアウト
音量調整,midiのベロシティは強いものでも85~100辺りでいい感じ(ドラム音源によって差がある)
ドラムの配置を観客視点にするのを失念してました。こちらの音源ではスイッチ一つで可能となります。
・Kick

・Snare

・Hihat

・Tom

・Oh

・Room

Guitars
Nollly Xを立ち上げてプリセットのAdam→Another Good Startを選択、Room SendをOnにして-20dbに設定,少し部屋鳴り感を+
音量調整
原曲で鳴ってるP.Hはmidiギター音源でうまく再現できませんでした。

Bass
midi用のベース音源には無料のMODO BASS 2
課金出来る方はメタルに向いたモデルを購入しましょう。歪みには大正義無料のTSE BODを使用


Ozone EQではEQカーブのパラメータをいくつか設定でき、8kをハイシェルフで持ち上げる際にはVintageモードを選択しています。緩やかに持ち上がっていくと同時に手前の辺りが下がるのですが、それが良かったりします。
大抵このような設定のEQだけではうまくいかないのが関の山ですが、自動でレゾナンスカットをしてくれるプラグインのお蔭で筆者はなんとかなっています。そちらの処理設定はここで公開するより大人しくSoothe2や自動EQを触った方が早いでしょう。課金です。
EQについては無料配布中のOzone EQで充分だと思いますが、Compの設定はパンチがでるようにもっと追い込んだり他の選択肢がありそうです、ね。例えば課金
ということで今回は以上となります。
ニッチすぎる需要ですが、試された方で音源が良くなった悪くなった等あれば是非教えてください。
スーパーチャットありがとうございます。