【メタラーDTMer向け】「マジで!?私超オタクだよ!?Brain Drillとか全部買ってるし!超好き!!」【Mixing上達への道】
はい。
こちらの記事ではMetal,Hardcore等を主軸に置いているバンドマン,DTMerの方で「Mixing、よくわかんないッピ!」状態に陥っている際の一助になったらいいな、と、そんなお話をしていきます。
記事を参考にして頂ければ↓の音源くらいはサクっと作れるようになると思います。筆者はここまで辿り着くのにヒンメルが死んでから5億年経ってしまいました。馬鹿だね。
サンプルmidiカバー音源(全て打ち込み)
前提として宅録、DAWを用いての作業となり、PCやオーディオインターフェースなどのおすすめは?についてはお金としか言い様がないので省きます。「いや、さすがにやべえ。おー……カネ! カネだろ! いやマジで! カネだろ普通に!」
以下おすすめするプラグインについては御自身の好みや方向性で選択といった次第でしょうか。ドラムに関して言えばなんぼあってもいいですからね。
兎にも角にも先ず購入すべき物(音源編)
"Drums"
"Guitar&Bass(アンシミュ)"
で、我々が欲するうぉ…でっか…な音の為にも以下のプラグインの選択が重要な訳ですが、この辺は大変沼なので色々な場所でキャッチアップした上で判断されるとよいと思います。
※海外のMetal系を担当する著名なエンジニア達は主に↓の1.2を使用しています。
購入すべき(プラグイン編)
Mixing作業工程解説
というわけで楽曲のMixing作業に入っていく訳ですが、一先ず音作りをする前に、ゴール目標である自分の好きな曲をリファレンスとして耳に馴染ませておきましょう。各楽器の配置やパワーバランスの把握、大事です。なんなら作業中に自分の曲と聴き分ける用で、トラックにインポートしておく事もよくやります(でかいから音量超下げて)
それが出来たら各楽器の音量バランスですね。
PA「ドラムさん、Kickお願いしま~す。」
プラグイン編で紹介してませんでしたが、無料でDL出来るのもあるのでこれ、絶対使いましょう。DAWに標準で搭載されてるのも、ありまぁす。
設定出来るものは0VU = -18dBFSに黙ってしておき、Masterに、挿しまぁす。
楽曲の中でKickが一番激しい部分で大体5に針がいくかいかないくらいの所にしておくと全体のバランスが失敗する事は少なくなると思います。
全部の楽器を混ぜた上でPeakにずっと針が振り切る場合は耳が馬鹿になっている可能性が高いので休んでください。
全体のバランスが取れたところで、楽器の音作りがうまい方や、作曲の段階で帯域がキレイに収まっている場合、この時点で既に2mixが完成している事も全然あると思います。うらめしい。
とはいえ大抵はなんだかモコモコしてるし、音がいなたいなーて感じがほとんではないでしょうか。筆者もそうでした。そこから全然抜け出せませんでした。
しかし現在はAIの力があります。Andy SneapのC4設定に頼る時代は終わったのです。
Soothe2を使うのですバーヴァン・シー。
要は曲中で過剰に飛び出た中低域を抑えるような設定にすればそこの渋滞は防げるわけです。勿論ギターやシンバル、中高域の耳に刺さりそうな部分にも使えます。昨今のアニソン、もっと使って
筆者に関してはこれをOzone11のSpectral ShaperやStabilizerを用いて処理しています。これだけ推してSoothe2難民です。信じられません。
さて、ここまでの段階で中低域の喧嘩を解消する事が出来ましたが、なんだかいまいち物足りない部分があるかもしません。
これ以降の処理に関しては音作りの好みの範疇となりそうですので、簡易的に留めておきますが、筆者はドラム、ギターのプレゼンスを持ち上げたり、サチュレーション、適時コンプなどをかけたりしています。
楽曲面での演出でエフェクトやオートメーションを書き終えたら、いよいよトラックをまとめて2mixですね。
個人的にはここまでの録音ミキシングを自分たちで行ってマスタリング部分を圧倒的な実機パワーを持つプロにお任せしてコスパを抑えつつクオリティは想像以上!?とかを狙ってはいます。当然時間も予算もあるなら録音からプロに任せます
まあでもここまでやってるし音圧上げるのもITBでええか…というわけでまだそこに至ってはいません。
VUメーターに従ってトラックをまとめてれば2mix時でも余裕を持った状態でこれているので、お好きなEQコンプで最終調整、からのマキシマイザーやリミッターでぶち上げ、となります。お疲れさまでした。
最後とはなりますが、飽くまでも筆者いち個人が現状このやり方が好き、というだけですので、これが正解だから全部この通りにしよう!なんて事にならぬよう、宜しくお願いします。
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