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インドネシアのマランの高校に潜入した話。

インドネシアで学校に通いたい、生活したいと思ったきっかけの一つに
「インドネシア教育ツアー」がある。約一年半前、日本の教育者や起業家、学生でインドネシアの各地の学校、教育機関に視察に行った。視察の中で、マランという街で沢山の高校生と交流をした。

マランにあるディポネゴロ高校

一年が経ちインドネシアでの生活がスタートして、マランにもう一度行く機会を探していた。そして、旧正月の一週間の休みで予定がなかったので、マランの日本語の先生や日本人の方などにアポをとってマランにある2つの高校に交流に行けることになった。

テーマは、「なぜ日本の学生は規律正しいのか」

マランの日本語の先生ムジャ先生からのリクエストでこのテーマになった。
正直、自分とは少し離れたテーマでだいぶ困った。まだ困っている。でも実際に自分で足を運んで、交流することはお互いにとって大きなスパイスだと思う。

日本についてのクイズや質問コーナーを設けながら、ラフに進めていくことができた。
質問コーナーでは高レベルな質問が多く飛び交い、答えるのが困った質問がいくつかあったが、日本人で生活してきた自分にはない視点があり、自分にも大きな経験となった。

質問例
・日本の教育とインドネシの教育でインドネシアの教育に取り入れることができる日本の教育の特徴はありますか?
・日本の文学はストレートにものを伝えるのではなく、様々なニュアンス、遠回りをして伝えているのか?
・日本の学生のテスト前の勉強法。
・インドネシアの生活でショックを受けたこと。
・「生き甲斐」って何?

本当に一校目の序盤の質問で「生き甲斐」って日本語を知っているけど、生き甲斐って何?と聞かれた時に、「とんでもない学校に来ちまった」と感じた。

自分の予想では日本の学校生活だったり、流行りなどラフな質問でくるかと思ったので、自分の日本での日常を思い出してイメージしていたのだが。。

スライドの内容としては、日本の学校は、単に学ぶだけでなく放課後の掃除や歩いて登校など、生徒の学習以外の成長を促すような取り組みは一つの特徴としてあることを中心に説明していった。自分が

シンプルに、沢山のマランの生徒が日本について興味を持って休みの日なのに来てくれたことは本当に嬉しかったのと、自分にとっていいスパイスになった。


人前で話すのは正直苦手で、多分人の数倍緊張するタイプだが、こういった経験や練習を積み上げていき、自分の伝えたいことを伝えるだけでなく誰かの一歩になるようなそんなスキルや勉強をしていきたい。


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