【米国株】今週のマーケット振り返り(~2/3)
今週(1/30〜2/3)の米国市場を
簡単に振り返ってみたいと思います。
US10Y : 3.53% → 3.52%(-1bp、-0.28%)
USDJPY:130.39円 → 131.19円(+0.80円、+0.61%)
SPY :$400.59 → $412.35(+$11.76、+2.94%)
QQQ :$290.27 → $306.18(+$15.91、+5.48%)
DIA :$337.06 → $338.98(+1.92、+0.57%)
今週はイベント盛りだくさんの週で、
ISM製造業指数、FOMC、雇用統計、ISM非製造業指数などの
経済指標の発表に加え、
$AAPL $AMZN $GOOGなど主要銘柄の決算発表があり、
決算シーズンの山場となりました。
今週はFOMCを無事通過し、
先週からのハイテク銘柄を中心とした上昇が続きました。
一方、$AAPL $AMZN $GOOGの決算結果は悪く、
各社ドル高、マクロ要因の悪化に苦戦していることが伺えました。
その中でも、$AAPLに関しては
サービス分野での成長期待を抱かせるコール内容で
好感の持てる結果となりました。
$AAPL $AMZN $GOOGの決算結果速報のツイートも添付しておきます。
2/3には予想を超える
とても強い雇用統計の結果が発表され、
マーケットは今回の結果をどのように受け取れば良いか
迷っている様な動きが見られました。
個人的な見解としては、
民間のサービス提供を行うパートタイマーの増加が実態で、
雇用が強いと言うにはフルタイムの雇用者増が必要だと考えているが、
いずれにせよ、インフレの沈静化には
時間が掛かる事にはなると思います。
1/27 → 2/3での変化は下記。
For Q4 2022:earnings decline of -5.0% → -5.3%
For Q1 2023:earnings decline of -3.0% → -4.2%
For Q2 2023:earnings decline of -2.4% → -2.9%
For Q3 2023:earnings decline of 3.7% → 3.4%
For Q4 2023:earnings decline of 10.3% → 10.5%
For CY 2023:earnings growth of 3.4% → 3.0%
先週に引き続き、
年前半でのEPS成長は下方修正が続き、
CY 2023では3.4% → 3.0%へとさらに鈍化。
今週、FOMCを通過し株価は上昇したが
上値余地はあまり期待できないのではないでしょうか。
1/27 → 2/3での変化は下記。
CY 2024 Bottom-Up EPS 226.13 → 225.01(-1.12、-0.50%)
Forward 12M P/E Ratio 17.8 → 18.4(0.6、3.4%)
メガテックの決算がことごとくミスをし、
EPSが下がる中、PERは18.4と
10年平均の17.2を先週時点で超えており、
5年平均の18.5に迫る勢いなため、
とてもじゃないが、買い増すタイミングではないだろう。
以下、来週の注目イベントです。
2/8 2:00 FRBパウエル議長発言
2/11 0:00 ミシガン
まだ、決算は続きますが
一旦、山場が過ぎ残りは消化試合の様な
感じになるでしょうか。
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