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9月に読んだ本
最近は、朝と夜が寒いくらいの涼しさで
本格的に読書の秋がやってきた感じがしてすごく嬉しい!🍂
積読本の消化を横目に、
アマゾンプライム感謝祭でKindleの読み放題サービスが無料というのにノせられて、電子書籍ばっか読む羽目になってしまった9月でした。
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今日は9月に読んだ本の振り返り。📚
生き物の死にざま ☆☆☆☆
1章目のセミの最期で心を掴まれ、単行本も購入した本。
普段、大して気にも留めない生物にも、長い進化の歴史と
生きる重みを感じて、私の世界が少し奥行きを増した気がする。
特にセミ、チョウチンアンコウ、アリの一生が沁みた。
姉妹本?もあるらしく、絶対読むつもり。
愛されてんだと自覚しな ・
表紙と題名の感じから
『愛されなくても別に (講談社文庫)』とか
『おまえなんかに会いたくない (中公文庫 い 124-3)』
系統の本だと思って購入したんだけど、
”輪廻転生の呪いで
生まれ変わるたびに輪廻を忘れ、女の生まれ変わりを愛したとたんに思い出す男と
輪廻を覚えたまま生まれ変わり、男の生まれ変わりを愛したとたんそれを忘れる女”
の千年のファンタジーだった。
少し難しかった。
予言の島 ☆☆☆
”初読はミステリー、2度目はホラー”という帯の言葉、めちゃくちゃいいな。
『今年の〇月〇日に〇人死ぬ』と予言されている島に、
真相を確かめるべく旅行に来た人たちの話。
ドキドキで一気読みしてしまった。
文字で読むホラーミステリも好きだ。
ペイント ☆☆☆
親が育てることを望まない場合、国が運営するNCセンターに引き取られる子供たち。
そして、その子たちは、父母面接にきた
子供を望む親の中から、自分で親を選ぶことができる。
ボルネオホテル ☆
嵐、吊り橋が切れた、連絡手段なし、孤立
そして、地下のプールから何かが来る・・・
というガチガチのホラー。
中学生の頃に読んで、
文中から伝わるジメジメとした感じが忘れられなくて
再読してみた。
ここはすべての夜明け前 ☆☆
アンドロイドにされ、半永久的な命を手に入れた主人公が
父親、兄姉、好きだった人の最期を見送り
その人たちとの思い出を綴っていく話。
SF小説、という馴染みのないジャンルと
ひらがなばかりの文章に戸惑いながら読んだけど
遠い未来の話のような、身近にある生きづらさのような、
共感できる不思議な物語だった。
たまご猫 ・
世にも奇妙な物語のような短編集だった。
静かな人の戦略書 ☆☆
内向的な著者のエッセイ感が強かった。
内向的だけどこんな努力をして、こんな認められ方をしたよ、だからあなたも頑張って、という感じ。
内向型に関する著書って、
「社会で生きていくの辛いよね」「無理しなくていいんだよ」みたいな生半可なものが多いイメージだけど、
この本を読むと、”自分の性格を武器にして人生を切り開いていかなきゃいけないんだよな”、と奮い立たせてくれるような
内向型の戦術本。
夜明けのはざま ☆☆☆
ある葬儀社で働くスタッフたちと、
その周囲の人々の
死に向き合うお話。
分かり合えること
分かり合えないこと
そこにある喜びと悲しみと葛藤。
死に関する重めの話であるけど
冬の夜勤明けの、冷たいけど、達成感と暖かさがある夜明けの感じ。
こんな感じで、
9月に読んだ本は、9冊でした🤔
10月はもっと読みたい・・・。
最後まで、読んでいただいてありがとうございました!
おススメの本あったら是非、教えてください✨
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