あれから3か月

総会終わりの時間にもう一度、私には無理だ。代わって欲しいとおじさんにお願いをした。
周りの理事（女性複数人）もそのおじさんを推してくれた。
しかし、「皆で力を合わせていけば大丈夫。」と、おじさんにはすんなりとかわされてしまった。

管理会社の担当は黙っている。
この頼りなさげなおばさんにやらせた方が何でもハイハイとハンコを押してくれるだろうと思ったのかもしれない。
見下されたもんだわ。
そんなことまで瞬時に感じた。

引継ぎ直後は管理会社の担当に言われるがままに色んな書類にサインをした。
銀行口座の代表者であったり、もう何が何だか頭が真っ白なまま捺印をさせられる。
テンポよく進められていくこの感じ、まさにハイハイとハンコを押してるけど、大丈夫なのか？

後に気付いたことは、

引継ぎ直後が肝心

という事。
前期でおこなわれた工事等の支払いの承認が今期に回ってくる事がある。
支払い承認はネットで簡単に出来てしまうため便利な反面、
承認後におやおや？これはこちら管理組合で支払わなきゃいけないのか？
なんていう事項もあった。
理事会で確認すると、管理会社の担当は前期の分だから認められているから大丈夫と言ったが、
内容的にはとてもグレーなのである。

前出のおじさんも理事会で指摘をしてくれた。

おじさんは理事会で活発に意見を言ってくれる。
他の理事さんもどんどん意見をだしてくれる。
頼りない理事長だから、これでよかったのかも知れない。
しっかりとした人物が引き受けていたら、理事会は理事長の独壇場となりかねない。のかもしれない。

支払い承認後は取消が出来ない為、慎重にしなければならない。
と反省をした私はいつの間にか細かく指摘をする嫌～なおばさんになってきている。