日本を旧敵国認定している国はどこか
アメリカじゃないのか
ご承知の通り、憲法9条と旧敵国条項の関係は根深い。昨今、憲法改正や防衛費を上げる議論が散見されるが、そう簡単ではないように思う。
9条を改正した瞬間に、中国は敵国認定して、台湾ではなく日本を攻撃してくるリスクが高い。
山本太郎氏がこの点についてを指摘しているようだ。リンク れいわ山本代表が主張する「旧敵国条項があるから反撃能力を持つことはできない」は本当か
国連憲章53条は死文化されているというが、そう話は単純ではない。削除されたわけではないうえに、常任理事国の拒否権がある。
日本の旧敵国認定に関わる常任理事国はどこかというと、中国やロシアを思い浮かべるかもしれないが、冒頭の通り、アメリカではないのか、と思う。
日本からいまだにみかじめ料をとっているし、ウクライナの例を見ても、我関せずの立場をとるだろう。そもそも、敵国認定しているからこそ、これだけ根深く日本に軍を配備しているのだ。
9条を改正することは、中国だけでなくアメリカを敵にする可能性もある